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掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【どこまで入る?エボシドリの口】

Author:掛川花鳥園飼育スタッフ

花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載!
第1回はエボシドリたちに協力してもらって、ある実験をした記録です!

どこまで入る?エボシドリの口

今回の主役、エボシドリたちがこちら!

……あくびしている子は誰だい?
よし

エボシドリの仲間はアフリカの森林やサバンナに生息している鳥です。頭に烏帽子を被っているように見えることからその名がつきました。大きさはハトくらいで、果実を好みます。彼らのくちばしはあまり大きくはないのですが、一緒に過ごしていると「えっ、この口にこんなに大きいごはんが入るの!?」と思うことがよくあるんです。

ギニアエボシドリのくちばしは、一見小さく見えますよね。

ギニアエボシドリ

ハイイロエボシドリやニシムラサキエボシドリは、見た目も比較的大きめ。

ハイイロエボシドリ

じゃあ実際どれくらいまで入るのか!?早速実験してみましょう!
協力してくれたのはニシムラサキエボシドリ、ギニアエボシドリ、ハイイロエボシドリです!

「任せなさい」

今回実験で使ったのはバナナです。

左側から、1cm、1.5cm、2cm、2.5cmの大きさに切ってあります。

ブレブレ
ブレブレブレ

……思いの外みんなが動くので、結果は動画でご覧ください。
1cmのバナナから、大きくなるように順番にあげていきます。

①ニシムラサキエボシドリ
※ピントがずれてる&うっかり2cmを2回あげています、ご容赦ください。

結果:大健闘するも、2.5cmは入らず。

口に入らず落とされてしまった2.5cmバナナ……この後ほかの子がおいしくいただきました。

②ギニアエボシドリ

結果:1.5cmは入るが2cmはちょっとつらい。

ここで予期せず、おこぼれを拾ったチャミミチュウハシのチャミーの口には2cmのバナナが入ることが判明。
ちなみに、動画に撮っていないときに、2cmを丸飲みしたギニアエボシドリもいました!がんばれば入るようです。

③ハイイロエボシドリ
※動画の最初で早速食べ終わっているのが1cmです。速すぎて間に合いませんでした……。

結果:2cmへの挑戦を前に何故か選手交代、2cmは無事飲み込む。

2.5cmに挑戦するも入らず。そしてまたもチャミー乱入。

食いしん坊のチャミーも2.5cmは口に入らないらしく、少しずつちぎって食べていました。
同じ種類の鳥でも、2cmのバナナを食べたり食べなかったりしました。
当然ですが個々の口の大きさやその時のお腹のすき具合によって結果は変わるようです。

今回の実験から、エボシドリの口に入るごはんの大きさは、大体2cmということがわかりました!美味しいバナナが食べられる実験、みんなが積極的に参加してくれてよかったです。

アカガシラエボシドリ

エボシドリの皆さんご協力ありがとうございました!

ギニアエボシドリ

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掛川花鳥園

掛川花鳥園は「花と鳥とのふれあい」が楽しめるテーマパークです。
広大な敷地の中に大温室やスイレンプール、池や牧場などを備えています。
冷暖房完備のガラスハウスは、夏涼しく冬は暖かく、全天候型なので雨の日でも安心。一年中快適な空間で花や鳥とのふれあいをお楽しみいただけます。


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