「ファンタジーマップシミュレーター体験版」を遊び倒したい~①西洋ファンタジー世界(基本編)その1
Steamから、「ファンタジーマップシミュレーター」なるゲームが、アーリーアクセスで発表されている。
体験版が無料ということで、とりあえずダウンロードしてインストールしてみたが、存外ハマったので、noteの練習も兼ねてつらつらと思うことなどをちょっと書き記してみることにした。
(8/21追記:開発陣から「体験版の提供を8/25をもって終了する」旨の告知がありました。)
どんなゲーム?
Game*Spark記事
まずは、最初に見たのがGame*Sparkさんの記事だったので説明を丸投げしておく。
いや、プレイしてわかったんですけど、実は統一しても歴史は続くし、体験版だと特にエンディングもないんですけどね。(体験版はプレイ期間の上限がゲーム内時間の700年という制限があるので、そこに到達すると「出たら買ってね」表示になるが、これはエンディングとはいうまい)
コバろぐさん:「歴史隆々」に似ている
それでちょっと検索してみた結果たどり着いたのがこちらのブログ。
うん、やっぱり「歴史隆々」を思い出す人は思い出すよね、ということでその辺も丸投げで。引用元へどうぞ。
内藤のファーストインプレッション
…なんかファーストインプレッションなのに、これ以上付け加えることも無いような気がしてきた。
ということで、さっそくプレイレポートに移ることにする。
「西洋ファンタジー世界」編(その1)
おことわり
本プレイレポートは2024/08/07時点での内容に基づいています。時々刻々アップデートがなされていますので、それ以降の時点での内容を保証するものではありません。
スクショ公開ポリシーなどは見つけられませんでしたので、「宣伝になるからええやろ」精神で使わせていただいております。なおこのnoteは(まだ)収益化しておりませんしアフィリエイト誘導もないので営利じゃないです(解釈による)。
治乱興亡に積極的に介入することももちろんできるのですが、ぼーっと見ているのがまず十分に楽しいので、あまり何もしません。何もしませんが、本記事シリーズでは便宜上「眺めている筆者」を「プレイヤー」と呼称します。
筆者はnoteに不慣れなので、公開後の記事修正がありえます。
選べる3種類の世界観
……「WorldII」世界は、メキシコが陸路ルーマニアに侵攻したりして、それはそれでカオスな世界観になるのだが、とりあえず今回はデフォルトであるらしい「西洋ファンタジー」からやってみることにした。
セットアップ
Steamのショップページからダウンロードしてそのままインストールする。
起動すると「ウィッシュリストに登録してくださいおねがいします」というダイアログが出るが、してもしなくてもプレイはできるのでお好みで。
開始直後に地図編集のダイアログが出ているので、それを使ってカスタマイズはもちろんできるのだが、せっかくだから俺はデフォルトで表示されている「西洋ファンタジー」をそのままプレイするぜ!
ゲームの流れに身をまかせ
放っておくと、そのまま治乱興亡の歴史が開始されるので眺める。
みな思い思いに隣国に攻め込み、アグレッシブに闘争を求めるのである…まあ中には周囲の国力的に動けないとか、同盟を結んでから動き始めるとか例外もあるが。
で、そのまま眺めているとざっくりこんな感じになった。
割と慎重な福雷兹(右中央の上)
卡尔卡西斯を降して意気上がり、さらに海越え侵攻する法兰克尼亚(左中央の上)
周辺国を着実に併呑してさらに右上に拡大をはかる纳博讷(右下)
より広そうに見えた昂古莱姆を押し返しつつある诺福基亚(左中央の下)
あたりがのして来ている感がある。
ちなみに法兰克尼亚が右上に海越え侵攻しているが、海越え自体にはペナルティはほとんどない模様。ただ、海越え移動は上陸するまで敵の州の奪取になんら貢献しないから、タイパが悪いといえば悪い。(2024/8/17追記:アップデートにより海越え征服の優先度が下がった……ように見える(開発者も評価を変更した旨言ってはいる))
また、多少面積が小さく見えても、国家の兵力は面積ではなく保有する州の数に依存し、州の見かけ上の面積にはかなりバラつきがあるので、地図上で広く見えても州の数ではスカスカだったり、逆に細かい州の多い人口稠密地帯は狭くても動員数が多くて侮れなかったりすることがある。
4か国体制(!?)の成立
さらに小国の併呑が進み、準決勝のトップ4は前述4か国で出そろった。
パッと見、中央の法兰克尼亚と福雷兹が二正面を抱えており、合従連衡によっては挟撃を受けそうで、一正面しか持たない诺福基亚と纳博讷に比べて不利そうに見える。しかし、前述の通りこのゲームには海越えにほとんどペナルティがないので、4か国すべては中央下側の湾を囲んで接しているも同然である。実際このあと纳博讷は海越えヒットアンドランを繰り返し、他の3か国の国力を削り続けることになる。
そしてもう少し時が進むとこんな感じに。
基本的には法兰克尼亚と福雷兹、海越えで诺福基亚と纳博讷が争っている感じ。ただ纳博讷が湾岸襲撃を繰り返し、そこへ陸伝いで诺福基亚が反撃する格好になっており、法兰克尼亚は割を食った格好だ。
ちなみに図4は法兰克尼亚の領土をクリックしたところ。ウィンドウがポップアップして国の情報が表示されるほか、同盟国が青の縁取り、敵対国が赤の縁取りで表示される。法兰克尼亚は押し負けているが、左側から维特尔斯巴赫と加斯科涅の支援を受けており、福雷兹も単純平押しで勝てるほど甘くないことがわかる。特に维特尔斯巴赫は上側の海を長躯超えてしばしば福雷兹の上側の岸に橋頭堡を築こうとしており、これに対応する必要があって福雷兹は法兰克尼亚との戦線に戦力を集中できずにいる。もっとも、AIはおバカなので、後方に予備を控置して上陸があり次第火消しに出動する……などということはできず、新規上陸があると、今まさに戦力を集中している戦線から兵力を引っこ抜いて対応する(そして蹴落とすとまた戻っていく)のだが……まあそこはあくまで「ファンタジー」なので大目にみましょう(えらそう)。
ちなみに、新規の宣戦布告にあたっても、事前集結などはほとんどしない。とりあえず宣戦布告をしてから当該国境に向かって近隣の動ける部隊を動かし始める感じである……まあそこはあくまで「ファンタジー」(略)。
というところでnoteにしては長くなったので分割する。
次回予告
「西洋ファンタジー世界編」その2へ続く。
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