択捉島に渡るには■日本の真の北端を見に行きたいけど
イタリアのクルーズ会社、コスタクルーズから2022年のクルーズ船のスケジュールが送られてきた話の続きです。
https://note.com/bungou/n/nf50001aef0ef
寄港地にあったロシアのコルサコフ。
調べたらサハリンの港町のようです。
どんな街なのか興味が出たので少し調べてみましたがまあ情報の少ないこと少ないこと。
ググって出てくるのはほとんどがクルーズ客船で寄港した人のブログとか。
のぞいてみると街の風景はそこそこきれいですが、いわゆる観光地ではないみたい。
クルーズ船だとそこそこよくいく港みたいですがそれ以外で行く人はあんまりいない街なんでしょうね。
稚内からの定期船も出ていたようですが…2019年から休止中とのこと。
再開の見通しも立ってないみたいなので、海からはクルーズ船でしかアプローチできないみたいです。
さてコルサコフについて調べていると、ここからいわゆる北方領土に定期船が運行していることがわかりました。
週二便が択捉島、国後島、色丹島を巡っているそうです。
以前、日本の最北端は宗谷岬ではなく択捉島のカモイワッカ岬だという記事を書きました。
https://note.com/bungou/n/n32841ca02c41
そこでは日本の最北端は大人の事情で行けない、と書いたのですが、あれ、もしかしたら公共交通機関でもいける!?
調べてみましたが理論上はいけるみたいです。
ロシアが認める正規の手続きだとこんな感じ。
①サハリン州のビザ取得
↓
②ユジノサハリンスク(サハリン州の州都)へ移動
↓
③択捉島への入境許可書取得
↓
④空路もしくは海路で択捉島へ
みたいな感じで択捉島へ渡ることはできそうです。
③の許可書取得のやり方がググってもよくわからないです。
ユジノサハリンスクで申請できるみたいですがどんな手続が必要でどのくらい時間がかかるんでしょうか?
択捉島に渡ってからの島内情報も極端に少ないんのも不安ですね。
現地についても最北端に行くにはレンタカーがないと難しそうですがあるんでしょうか?
タクシーとかでもいけるんでしょうか?
英語なら雰囲気くらいはわかりますが、ロシア語のサイトは見ても内容がちっともわかりませんねw
またサハリン州のビザは電子ビザでOKなんですが期間が8日間までなんですよね。
トラブルがあると期間超えてややこしい話になる可能性もありそうです。
正規でビザ取るのも大変だしなあ。
上記はロシア政府公認の一般ツーリストの北方領土への渡航方法ではありますが…
日本としては択捉島はあくまで日本の領土という建付けなので…
ロシアのビザや許可書を取得して島に渡るのはロシアの実効支配を追認するという見解なので、このやり方で北方領土には渡らないでくださいと外務省から要請が出てまして…
まああくまで要請なので無視しても問題は起こらない…はずですが…
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo_qa.html
大人の事情、めんどくさいですね。
船チャーターして近くまで行っても上陸しなければワンチャンある…のかな…
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