天体物理学者カール・セーガン
カール・セーガンという天体物理学者がいた。
彼が生きた時代は20世紀で、私が産声をあげた時には既にこの世界の住人ではなかった。しかし彼が司会を務める科学ドキュメンタリー“コスモス“を見て私はサイエンスという世界の虜になった。私のような人が世界中にいて、その中の誰かがきっとまた人類の尊大な活動を受け継ぐであろう。そして、また次の世紀に科学の神秘のバトンを繋いでいく。
カールセーガンは番組の中で語った。「人類は遺伝子の2000倍ほどの情報を詰め込める脳という貯蔵庫に飽きたらず