人に期待しない

社会人になってからできた親友の口癖である。

一時期お経のようにつぶやいていたので、有難いことにこの精神は隣にいた私にも刻み付けられつつある。

人に期待しないというのは、一見突き放しているようで「人や環境のせいにしない」ことと同義だと思う。周りがどう言ったどうしたに対して反応するのではなく、私がこうしたいからする、と能動的で全ては自己責任という潔い考え方。

思えば、素敵だなと感じる人は決まって人に期待していない。

変えられないことはどうしようもないから、じゃあどうする？と自分のための方向転換ができる。時間は有限だという意識が強くて、自分の力で変えられることと変えられないことの見極めが早い。

ただ、「早い」と言っても悩む時間をすっ飛ばして終始きらきらニッコニコで欲しいものを手に入れた人を、私は誰ひとりとして知らない。

今となってはもはや思い出せないけれど、「どうしたらいいんだろう」って頭を悩ませていた時期がたしかにあった。

「どうしたらいいんだろう」の時間は苦しい。でもその状況をどうにかして打破しようと解決策を模索し切り抜けていくところが人生ゲームの醍醐味で、美しいなーと感じる。

（子供の頃、すごろくの人生ゲームがすきで親戚総出でやったりしたけれど、ある時父に言われた「本当の人生ゲームの方が楽しいよ」の言葉が忘れられない。そう、何を隠そう私の父はキザでロマンチストなのだ。）

葛藤し試行錯誤を繰り返した結果、結婚したり、別れたり、転職したり、会社に居続けるという選択をしたり、全て責任は自分で引き取る覚悟で、自分基準の幸せを手に入れるための決断ができればいい。

その決断の内容はどうでもいいなーと。

辿り着いた選択が何であろうと、「自分で決めた」という手応えを得た人の顔は、それはまさに雲が去った後のように晴れやかだ。

人は孤独が辛いと言いながら、生きている限り他者と繋がりを持たざるを得ない。（そんなことをNetflix「マニアック」から学んだ。(´･_･`)） 

だからこそ日々人の影響を受けまくって生きているのだけれど、自分の問題を人任せにしない。
自分が納得しているか、それを基準にしながら流されてはいけないと自分への戒めに思う。

そう、これは自分への戒めの日記。

ディーンアンドデルーカで欲張りすぎた（だって山椒と茄子のフォカッチャなんて言うから！）のと、昨晩YouTubeでSMAP全盛期の笑っていいとも！を観て夜更かししたので眠いです。
やっぱりグッドラックの時のキムタクが一番かっこいい。

残り半分の三連休も充実しますようにー！

#日記