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バスを降りそびれたおかげで


ついに、ずうっと気になっていたヤツ、アイルランドの首都Dublinにきてしまった…!『ONCEダブリンの街角で』のダブリンですよ!「文学と詩と音楽」が財産なんだって。あとギネスビールとウイスキー。。前情報ですでに恋。

かれこれ27時間ほど起きっぱなしというのに(仮眠はとったけど)やっと着いたお宿で就寝したのも束の間、起きたら3時間しか経っていなかった。jet lag確定。することもないのでダブリン到着の所感をざっくりnoteに残すことにしました。完全なる私的な日記…!

(丸一日人とまともに会話してないからやけにハイだよ!)

今回の旅とて、例に倣って、空港からホテル
まで難なく辿り着くことができなかった。

今回はGoogle先生がゲストハウスの近くまで行けるバスがあるとご教授くだすった。チケット売り場には、いかにも毎日ギネスビールを飲んでいそうな白ひげのおっちゃん。バスの出発まで3分…、焦る気持ちを抑えて、スムーズに目的地を伝えて10€を出して、無事買えた!自己肯定感爆上がり。「quickquick!」というおっちゃんの促しにもニコッとセンキュー。

ここまではよかった。でも、これで計画通りにいかないのが(わたしの)一人旅。「5つめの駅で降りる…」と念仏のように唱えていたのに、一向にバスが止まらない。気付いたらGoogleマップの青ポチはゲストハウスを遥か過ぎていた。結局本来降りたかったバス停よりも1キロくらい離れたところで降り、重たいスーツケースを引きづりながら歩くことに。


21時のダブリンは、オレンジの街頭で空気がぼやけてて、静かで、哀愁がすごい。思わず、形から入るために買ったミラーレス一眼を取り出して撮る。楽しい。

日常ほど美しく尊いものはない、ので、今回の旅では極力、ダブリンの日常をたくさん残しておきたい。


思ったよりもゲストハウスまで距離があったけれど、おかげでヒースロー空港で慌てて口に放り込んだアボカドピタパン的なもののカロリーも3分の1くらいは消費できたかもしれない。

それに、歩くことは、考え事にもってこいだ。

この頃私の中でもっぱら今泉力哉旋風が起きていて、機内で『アイネクライネナハトムジーク』を観た。わたしもふつうの幸せが欲しいだけなのにな。ふつうってなんだよ。うまくいかないな。というかおとこの趣味が偏っている根本的な原因はなんなのよ!のそのそ歩きながらひとりツッコミを繰り返す。

もやもやの風船を膨らませながら、心の風通しをよくするためにはこんな時間が必要だよねぇと思う。

まちがったバス停で降りたことで、 21時のダブリンを写真に残せた、アボカドピタパンの3分の1のカロリーを消費できた(希望的観測)、もやもや考えることができた。わーい、3つも良いことがあったよ。

明日からはイギリスに住む、大学時代のオケの先輩と合流です。待ちきれないよー!

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