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断捨離できなかったものは大事に使い込め。


4月にお引越しするので、着々と断捨離せねばです。コンマリさんは「心がときめく(spark joyする)ものは取っておけ」という。ところがその「心がときめく」って感覚が結構難しい。人が恋に落ちた時の「好きってなんなのよ?!」状態。普段から他人や世間の意見を耳を傾けすぎたり、感情に蓋をしてしまう癖がついている人にとっては特にしんどい作業だろう。

私は何においても捨てることが苦手だと自覚している。(こんなこと言うと、すこぶる部屋汚そうって思われちゃう・・!たぶん、単純にものが多いだけです。居心地のよさには定評がありますよー・・・ということだけ弁解としてお伝えさせてください。)

好きなものに囲まれて暮らしたいし、好きなものが多い人生の方が楽しいなぁと思う。けれど捨てるタイミングを失って、今の自分に不要なものが蓄積されていくとそこはみるみるストレスフルな空間となる。

それはきっとお部屋も、服も、人間関係も、すべて同じ。残すべきもの、十分にお役目を果たしたもの、その価値基準は自分の中にしかないから、目を見開いて耳を澄まして、全身の毛穴をがっぽり開いて、選びとる。それしかできないんだよなぁと。

選ぶことは、捨てること。あり得た一方の未来を捨てること。

逆を言えば、捨てられないものは捨てなくていいし、捨てるべきじゃない。環境だって、言い訳に使うものではなく、自分のもとに残したのであれば、「使い切った!」と堂々と言えるまで使い込む。革が柔らかくなって、いい味が出てくるかのごとく。それが「大事にする」ということなのかもしれない。

自分の芝生は十分に青い。けれど、自分が決めたことを守れなくなった時、そこは居心地の悪い場所になってしまうんだろう。そうなったらそのときだけど、好きなものはなるべく好きなままでいたい。そんなことをお風呂あがりに思いました。


明日は3つも楽しみなことがあるので眠れません(そのうちひとつが元号発表)。4月の始まりって大人になってもうきうきする!おやすみなさい。





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