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【本】イン・ザ・プール

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖・・・訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医、ヤブ医者か?

裏表紙より

精神科医・伊良部一郎の言動がどれもあまりにも馬鹿らしくて、でもだんだん理にかなってる気になってきて、後半の患者の時には“どんな解決策が出てくるのかな?”という気持ちで読んでいた。これは面白い!続きを読みたい、と思ったらシリーズ化されていた。他のも読もう。
#イン・ザ・プール #奥田英朗

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