見出し画像

入院の記録②右乳房全摘出 手術前日

※入院中書き殴ったメモを元にまとめています。

10/11 夜、巡回に来るNSのライトが眩しくて何回か起きる。

手術直後の人の足についているだろう静脈ポンプの音が
シュゴー、シュゴー、シュゴー、プシューーーー。
夫のいびきのみたいだった。
術後は寝返りが打てずやっぱり辛そうだ。
改めて1日に3人くらい手術してるってすごいな…

夜中の3:30くらいのライトで完全に目が冴えてしまった。
お隣さんもそんな感じっぽい、トイレに行ったので、
わたしも!と少し時間をおいてトイレに行った。
音姫が鳴り響くのも気が引けたので、
自然に任せて音は隠さないスタイルで用を足した。
(↑どんなメモ。笑)

それから寝れなくて寝返りを何度もうった。
6:00になったから、もういいかと起き上がった。

術前検査 アイソトープ注射
乳輪部分から針を刺してお薬(放射性同化元素)を注入する検査。
センチネルリンパ節(見張り番リンパ節)を手術中に見つけるため
午後にきちんと薬が流れたか確認の撮影も行う。

乳首に注射するなんて、知らなかった!
事前に読んだ本で「バリくそ痛い」って言ってたやつ?
ちょっと怖い。

ちくーっとインフルエンザワクチンくらいの痛み、
痛いけどバリくそ痛くはなかったよ!
前情報ないとびっくりする痛さかも。

これも仲良し3人で向かった。笑
Aさんは注射後、がん部分が痛むと言ってた。
わたしは脇がチクチクした、あと少し気持ち悪くなった。

乳首に注射をされて意気消沈していると、

「カーテンの交換でーす!」
カーテンをひと回りはがされて、交換された。
身ぐるみはがされて恥ずかしかった。

ポツン/わたしの手帳

ねころびもできないし体操座りをして
ただカーテンを交換する手さばきをみていた。

昼過ぎくらいからお腹がぐるぐるポコポコ、ガスが溜まっている。
お腹が痛い、チクチク、便が出そうで出ない。

NSへ伝えたらすぐにホットパックを持ってきてくれた!
すごいガスが出る。そしたら本当にスッキリした。
冷たいものやコーヒーを飲んでいたのがいけなかったのかも。

ちゃんと痛みは伝えたほうがいいよ、
と入院のアドバイスをもらっていた。
本当にその通りだと思った。
我慢して苦しんで過ごすよりも何倍もいい!

ちょうどその頃、わが子もうんちが出なくて
お腹痛いって言ってたそう。
テレビ電話をするのは夜の8時に約束をしていた。
2人ともお腹楽になってて笑った。

明日は手術だから電話はできないけど
ちゃんと泣かずに過ごせてるようでよかった。
(この時本当は初日、2日目と大泣きしてたけど
 夫が粋な計らい?で大丈夫とわたしに言っていた。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?