柿が色づくと医者が青くなるといわれるほどに栄養成分の多い果物です。私は関東住みですが少し前からスーパーや青果店では大分買いやすい値段になってきています。

柿にはビタミンCが豊富に含まれていて、風邪のウイルスを抑えインフルエンザなどの感染症を予防するといわれています(もっとも、ウイルスが本当にあるのかどうかという話は大分前から一部では議論になっていますがここでは割愛)

また、酒飲みにはうれしい効果としてタンニンが豊富に含まれていることによるアルコールの分解作用があります。ちょっと飲みすぎたかなと思ったときに1つ柿を食べるとあら不思議。10分もすればすっかり酔いがさめてしまいます。

私は庭に柿の木を植えていますので毎年秋には、柿酒と柿酢を作って飲んでいます。柿酒は柿の実のヘタをとり4等分程に切り分けてから消毒したガラス瓶に詰め、そこに焼酎を入れただけのもの(砂糖などは入れない)なのですが、熟すると何とも言えない芳醇な香りのする果実酒になります。前述のとおりタンニンを豊富に含んでいますので、飲んでもさほど酔わないという不思議なお酒です。

柿酢は柿の実のヘタをとり4等分して消毒したガラス瓶に詰めておくだけです。(水も砂糖もいれません)日蔭に置いておくと一か月もすれば柿の実が熟して自然に汁が瓶の底に溜まってきます。2~3か月もすればこれまた芳醇なお酢の出来上がりです。我が家ではドレッシングに使ったり、おちょこに入れてそのまま飲んだりしています。

柿に限らないとおもいますが、果物の表面には果物の菌が付いているので、ごしごし水洗いしない方が、特に柿酢は失敗なく作れるようです。汚れている場合はふきんや手ぬぐいなどで軽くふき取る程度に私はしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?