潜在意識・・・涙・血圧などを制御する潜在意識を使おう

潜在意識をうまく使うといろいろできる話です。

はじめに断っておきます。ここで、「潜在意識」とは「自分で意識していないもの」程度の感覚で使っています。明確には定義してません。

・潜在意識を教育すると、無意識のうちに、単断してあたかも自動操縦のように活動できます。早くて楽です。
・「習慣にする」とは「潜在意識を教育する」ことと似ていると思います。ことによると同じかもしれません。

毎朝歯磨きをする、毎朝トレーニングをすると言うようなことは、毎日繰り返すことで習慣になります。

「いつもニコニコしている」「立ち振る舞いがゆったりしている」「人の話は最後まで聞く」などの、習慣というよりも、性質のようなものは、潜在意識に従って活動しているのだと思います。潜在意識を教育することで変えられると思います。

他に、潜在意識がコントロールしているものの例をあげます。
物を掴んだり、歩いたりする時、自分で意識して体を動かします。では、血圧はどうでしょうか。走ったり、暑い風呂に入ったりすると、血圧も変わります。でも、外部からの刺激がなくても、血圧は変わります。
ただ、椅子に座り、理不尽な事を言われ続けて、怒ると、血圧は上がります。これは、自分で血圧をコントロールしているということです。

風が吹いて、ホコリが目に入ると涙が出てきます。でも、ただ椅子に座り、悲しい話を聞くだけでも涙が出ます。潜在意識のなせる技と理解します。

自律神経で動いているのだと思いますが、言葉だけの外部刺激で制御できるのです。であれば、意識的に「血圧を少しあげようかな」「ちょっとドライアイだな、少し涙をだそうか」などと考えても、できそうな気がします。

一般には、「怒りを思い出す」「悲しい出来事を思い出す」などによって、それがあたかも現実に起こっていることのように、脳を騙すと、血圧があがったり、涙が出たりします。

自分の周りを見ると、怒らない人がいると思います。人から何を言われても怒りません。何か言われて、怒るかどうか決めて、血圧を上げているのは潜在意識です。ならば、自分の潜在意識を怒らないように教育しましょう

潜在意識は、生まれてから今日までの出来事を学習してきています。それを上書きします。「私は、何があっても怒らない」と言い聞かせてください。朝昼晩、言い聞かせればいいのです。長い間かけて学習してきたので再学習にはそこそこ時間がかかります。

潜在意識を教育すると、潜在意識が判断して、活動してくれます。意識的に考えるよりも、早くて楽です。スポーツをする人は、トレーニングを積むと体が勝手に動いてくれるのを知っているでしょう。意識して動いていたのでは遅いのですが、潜在意識が、無意識のうちに活動してくれます。

潜在意識をトレーニングして、効果的に、楽に活動できるようになりましよう。まずは、潜在意識に言い聞かせることです。


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