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#自己紹介をゲームで語る① 人生で1番最初にハマったゲーム

自分は所謂、家庭用コンピュータゲームの黎明期からプレイを続けて来たガチ勢よりの人間である。世代間でほぼ休んでいたのは、ちょうど仕事がイマイチ上手く行かずにゲームどころではなかった、PS3。Xbox360の時期位である。

さて。そんな自分のゲーム体験の『初めて』は当然と言うべきか…ファミコンになる。ただ、当時小学1年の自分が0から興味を持った訳ではなく、5つ上の兄が買ったものであった。

そんな流れだったので最初から特別ゲームがとても好きと言う程でも無かった。上手く兄に唆され誕生日やクリスマスにソフトを増やす手段に使われたり…等は兄弟のいる家庭あるあるなのかも知れない。

今のゲームに比べるとファミコン時代のゲームはシンプルだし、ほぼ子供向けのものばかりなのだが、それでも小学生低学年にとっては難しく感じるものが多く、しかも今のように親切設計ではないから無限にコンテニュー出来るゲームも無かったように思う。クリアする=達成感という物を感じられないのでは、そこに面白さを得る事は出来ないのは当然と言えるかも知れない。

そんなそれほど好きでもない時代…を経てゲームの面白さに目覚めるきっかけとなったのが、たしか5年生か6年生の時に既に中古で900円台に値下がりしていたファイナルファンタジーⅢである。

自分でも何で買ったか不明だが、暇だったのと安かったからだと思われる。

既に世にはドラクエが3まで出ており、ご多分に漏れず我が家にもあったのだが、やはりガキの自分には話しの理解が出来ず、アクションやシューティングのように動的ではないので面白みをどこに感じて良いか分からず、兄がプレイしているのを横で見る位であった。

そんな自分が暇つぶしに買ったFFⅢに何故ハマったのか?

①小学生ながらも高学年になる事でストーリーものを読み解く能力が備わった

②ドラクエと違いFFは映画的。主人公=プレイヤーの分身ではない為、話しを客観的に見られる。良くも悪くもドラクエはプレイヤーの想像に委ねるスペースが多い設計であり、それを十全に感じるにはもう少し大人である必要がある。

③ビジュアル面でも客観視点で、戦闘に動きがある…と言うのが子供心的に分かり易い

④ジョブチェンジがドラクエ3の転職より気軽で、そのビジュアルも当然戦闘に反映される。また攻略に密接に関わる為、ただ単にステータスとしての職では無い事も良い

大きく分けるとこんな感じになるのだが、どうだろうか?同世代の人間ならこの時期にようやくゲームにハマる前に、マリオやロックマンでハマっていたと思うのだがどうにも自分の趣味には合わなかったのだ。

やはり自分にとって兄の存在が大きく、小学中学年の時には既に家にメガドライブがあったと言うのも、ファミコンレベルのアクションに目が向かなかった1つの要因だと思われる。

さて。話がそれたがFFⅢである。

そんな初めてハマったゲームであるのだが…実は当時の自分はクリアしていない。笑。原因はプレイ時間の問題と、写真モンスターのせいである。

今では考えられないのだが、FFⅢまではダンジョン内にセーブポイントと言うものがないので、ボス戦を短時間にリピートすると言う事が出来ず、しかも真のラストダンジョン前に表向きのラストダンジョンがあり、その2つを一気にセーブ無しで突破しなくては行けないと言う。

これ考えたの誰だよ^_^

そして真のラスダンに着く事は全く難しくないのだが、そこで登場する2体目のボス。ツーヘッドドラゴンはトラウマだ。一撃の火力が非常に高く、適正レベルでも一撃死を免れない。冷静に考えると単体攻撃なので、死ぬ事前提に回復に一手裂かずに蘇生だけで回せば良いのだが、その火力のインパクトに冷静さを吹き飛ばされる。しかもダンジョン2つ目と頭に疲れが見えてくる時間と言うのも一助であろう。

何回目かで突破出来たもののラスボスの暗闇の雲もまた中々の鬼畜で、延々全体攻撃をしてくるだけと言うシンプルうぜえヤツ。これも普通に全滅して流石に面倒になったのが小学生の頃の自分。(クリア出来たのは中学生になってからだった)

それでもクリア直前までの過程が非常に面白く、クリア出来ない悔しさ。ゲームの面白さを1番最初に大きく感じさせてくれた初めてのゲーム。それがFFⅢ。多分この経験無しにその後の沢山の素晴らしい作品との出会いは無かったように思う。

そして時代はSFC時代へと移って行く…

続く…かも?



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