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いつもよりひとりが寂しいのは いつもより幸せになりたいから

はろーどうも、ぱやです。

12/9 Stray Cat's Christmas at 東京倶楽部
にご参加いただいた方々、
ありがとうございました!


当日はやっぱりバタバタとしてしまったし、
尺厳守ということもあり今回はいらんことを
喋らないと決めていたので
十分に伝えられていなかった
(ような気がする)
感謝の気持ちをこの場でひっそりと。



本当に来てくれてありがとう。

前回は初めての開催ということもあって
興味半分ぐらいで来てくれた人とか、
よくわかんないけどとりあえずって人が
たくさんいたのかなって思ってたから
今回は正直人が集まるか不安だったんだよね。

なのに今回も総勢30人以上集まってくれて。
はじめましての人もいれば
前回も来てくれた人もたくさんいてさ。

もちろんライブパートがあることは
案内の詳細欄に書いてるし、
前回来てくれた人はどんな雰囲気なのか、
クオリティも含めてよく知ってるはず。

それをきっと承知の上で皆集まってくれてる。

来たくなければ「友達の結婚式が〜」とか
「仕事が〜」って適当に言っときゃ断れるのに、
会費まで払って参加してくれてる。

これがどれだけ励みになったことか。
本当にありがたかった。

だって別にオフ会には不要じゃないですか、
どっかの素人が文化祭クオリティのコスプレして
ステージ上がって、まあまあの尺使って
へっぽこな弾き語りするなんて。

「そんなのいらねーよ引っ込めよ」
って声がもっとあったっていいはずなんだよ。

なのにそれをやることを許してくれて、
なんなら「楽しみにしてます!」とか
「かっこよかったです!」とか
わざわざ言ってもらえる、
こんなに嬉しいこと人生でなかったなあ。


本当は怖かったんだよ、今回。

1回目やった時は
別に失敗して叩かれようが恨まれようが
次なんてどうせないし。
二度とこんな機会ないんだったら
全力で好き勝手やってやろうって
思ってたからなんともなかった。

でも実際は次があって、
前回の『評価』を元に人が集まる。

それは本当に怖いことだった。

だからこそリピーターの参加者が
多かったことは本当に嬉しかった。


それでもやっぱり
当日ステージ上がる前も、
上がって歌ってるときでさえも、

ちゃんと届いてるのか、
自分はここに居ていいのか、
自分なんかがBUMPを歌っていいのか、
邪魔とか思われてないかな、
自己満だって思われてるかも、
そんな腕前で出てくるなって思われてるかも

拍手も歓声も貰った。一緒に歌ってもらえた。

でもやっぱり拭えない。

自分の歌なんて、音楽なんて
この場には必要ないかもしれない。


じゃあ、なんのために今歌ってるんだろう。


覚悟決めて、腹括って、
自分で全部選んでステージに立ってるし、
誰かに歌わされてるわけでもない。
でも心の奥底に、頭の片隅にある
そんな気持ちの存在を無視できない。


ああ、もしかしたら藤くんも
ずっとこんな気持ちだったのかもしれない、
なんて思った。

良いライブをしたい、届けたい、伝えたい、
そんな気持ちが強くなればなるほど不安になる。


お客さんが目の前にいるという
この貴重で短い時間の中で
何度も何度も確かめたくなる。

自分が歌うのは、生きるのは、
誰のため?なんのため?
教えてくれ、応えてくれよ。


とまあ、
実はこんな風にごちゃごちゃしながら
歌ってたわけだけど、
それは多分悪いことじゃなくて、
きっと
「そんなことを考える余裕があったから」
だと思う。

それは良いことだ。
成長してるってことだろう。

ほんと前回はひどいもんだった。
万全のコンディションで挑めなくて
本番3日前ぐらいに泣いたりして、
でも大勢の人の前で自分の好きなこと
やれるってだけで嬉しくて
本番中は弾け飛びそうな気持ちになってた。
今この瞬間を全力で歌い抜く、
それ以外なんにもなかった。
いっぱいいっぱいにもほどがあった。


でも今回は十分な準備期間もあって
コンディションも絶好調、
まっすぐ自分の実力をぶつけられた。
ミスも格段に少なかった。リズムも保てた。
歌詞だってほとんど間違えなかった。

前回よりも確実に余裕があった。
気持ちに余白が生まれていたと思う。

だからその余白に不安とか迷いが
生じてしまったんだろうね。

観ている人たちにはどう映っていたのだろう。

その余裕、余白に生まれた不安、迷いは
良い方向に歌に現れたのか、
それともよくない方向だったのか。


その答えはすぐには見えなさそうだけど、
何回も繰り返していけば
きっとわかるんじゃないかと思ってる。

だから、もし許されるのなら、
これからもステージに立っていたいです。

もっとこの気持ちを届けたい。
不安も迷いも感謝も愛情も、全部込めて。
大好きなバンドの唄に乗せて。

みんなの歌声がまた聴きたい。
今回もちゃんと聴こえたよ、
最初、ライブパートなんか
聞かなくていいとか言ったくせに
散々煽ってごめんね、
我儘に付き合ってくれてありがとう。

もっとみんなが心の底から
歌い出したくなるような、
自然と手が上がっちゃうようなライブパート、
にぎやかしができるように頑張るよ。


他人様の曲借りてるくせに
何言ってんだって
思われるかもしれないけど、
借り物の力にだって
確かな鼓動はあると信じてる。



大阪に帰ってからX(旧Twitter)とか見てると
参加した多くの人が「楽しかった!」って
投稿してくれてるの見て嬉しかった。

きっと歌った意味はあったんだよな。
もうちょっと続けてみてもいいんだよな。

怖かったけど、
2回目もやって本当によかった。
心の底からそう思える。

こんなへっぽこ偽者野郎の歌を
聴いてくれた、応えてくれた、許してくれた
あなた達のおかげです。

ありがとう。大感謝です。

そして幹事一同、改めてありがとうね。
これからも末永くよろしくお願いします。



ちょっと早いけど、メリークリスマス。
いつもよりほんの少しでも大きな幸せが
あなたに訪れますように。


【今日の一曲】

Merry Christmas
BUMP OF CHICKEN


セットリスト

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