信用金庫とメガバンク、両方で働いて感じたこと
はじめてnoteを投稿して、見てくれている人がいるんだ!うれしい!!と思い2回目を投稿してみます。
ちなみに初めての投稿↓
今回は信用金庫とメガバンク、両方はたらいで感じたことを簡単に記載します。
信金で3年、そこからメガバンクで4年働いていました。両方3~4年くらいしか働いてないですが、【石の上にも3年】(ちょっと古い?)と言われている期間は在籍したので、その中で感じた違いをお伝えできればと思います~
※ちなみに『石の上にも3年』は、どんな仕事も理解するには1000日かかると言われている、だから可能なら3年は頑張りなさい、って意味で解釈してます。
簡単な経歴と業務内容
●信用金庫
新卒で入庫
1年目:預金係。窓口(ご高齢顧客が8割以上)で口座開設や振込などの各種手続き。出納(大量のお金を管理するでっかい機械)の操作
2年目:融資係。基本的には支店内におり、法人融資の事務や来店した個人客宛に各ローンの案内(車や教育など)。あと債権管理、「お金返して~」の電話や訪問、これが結構辛かった。
3年目:営業係。地域担当落として一定の地域の法人個人への営業。積立の集金。集金の時にほかの商品、主にローンや保険を営業していた。
信金はこんな感じです。
●メガバンク
中途採用で入行
最初の半年:個人向けに投資信託や各種保険の営業、証券会社や信託会社の商品の案内。中途だからか、新規開拓ばかりやらされた。飛び込み訪問や、開拓リストを片っ端から電話していた。ほとんどは門残払い。一日中こればかりやっていた。
半年後:希望して法人営業にシフト(中小企業診断士持っていたから法人営業がやりたかった)中小、中堅向けに融資や各種サービスを案内、ここでも新規開拓がメイン。チャリで都内を爆走する。
メガはこんな感じ。中途募集が当時は個人営業しかなかったからとりあえず個人営業で入りました。
信金は基本的に1人で全部担当しました。法人個人関係なく、預金関係や融資関係、保険に住宅ローンなど。任せられた地域は全部やれ!みたいな
メガバンクは完全に縦割り、個人担当と法人担当は全く別。個人担当が決算書を診ることなどまずない。ただ、社長個人に営業するときは法人と同行もする。
今は信金もけっこう縦割りになっていると思います。そう考えるとメガに倣えなんですかね・・
信金とメガを比較して
ここからは双方の違いを簡単に
●みんな気になるノルマ
人にもよりますが、私は圧倒的にメガバンクがきつかった。というのもノルマ(目標という名の)の項目が多すぎる!10個以上ノルマがあります。しかも毎日17時以降に『項目達成したか~?』的な営業会議があります。(残業ありきで会議?)
信金も当然同じように目標値がありましたが、メガバンクを経験した後ではかなり優しかった気がします。
●提案する商品数
これは間違いなくメガバンク!信金は1人で全部提案していたが、基本的な商品が多かった。メガは投信だけでも100以上あり、取り扱う種類が多すぎる。覚えるのが大変で、とりあえず売れてる投信TOP10を覚えてた。
法人にしても、融資の種類や法人向けの投資商品、トランザクション関係、グループ会社の商品と多岐にわたった。
●人間関係
これも人によるが信金がアットホームな気がした。1店舗あたりの人数が少ないからか、支店長が身近に感じた。メガは支店長(部長)が雲の上の存在だった。飲み会も信金は和気あいあい、メガは支店長がすべてだった。
●待遇
言わずもがな、メガバンクの待遇がよかった。高い給料に加え、独身寮を含め福利厚生が非常に手厚い。散在しなければ数年で貯金1000万は行きます。(私は散在しまくった・・・)
ほかにも細かくいろいろな違いがあります、書ききれない(T_T)
総じて言えることは、やっぱり給料が高い分仕事は辛いんだな~ということです。