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提案資料で使える数字・データ・グラフまとめ〜動画提案編〜

こんにちは!ぶるとん🐷(@bulltonofficial)です🐷

普段、株式会社ブルズでマーケター/動画プランナーをしています。主にYouTubeを活用したプロモーション企画の立案や分析を担当中🐷

最近「動画を使ったプロモーションをしたい」「何かしらYouTubeを活用したプランを提案してほしい!」との相談を受ける代理店の担当者の方や事業会社のマーケ担当の方が急増している、との実感の元、「そもそも動画を使ったプロモーションを提案する際に使える数字」を紹介していきます。

下記にあてはまる方におすすめの内容になっています🐷

・今後動画を活用したプロモーションを提案することがある方
・動画プロモーションをクライアントに提案する予定のある広告代理店 営業担当の方


動画を使ったプロモーションにおける提案時の課題

外出自粛が1ヶ月以上続いたこともあり、オフラインで実施していた施策を動画化したいというニーズが非常に高まっています。
物理的にオフライン施策が実施できなくなるという不測の事態に対して、動画は解決策の一つにはなりうるものの、大きな予算、大きな工数がかかってくるのも事実です。
また、動画企画をやるべきだと理解しつつも、そもそも動画が「どういう観点で良いのか」が曖昧な状態のため、動画企画の提案を行うのが億劫ではあるという声も聞きます。

今回は、オフラインのイベントや画像ベースのWEBに比べ、「なぜ動画を活用した方が良いのか」を数字/データの観点でご紹介し、提案資料のネタとしてご活用いただければ幸いです。🐷

掲載している数字は基本的にWEBから拾って来ることのできる数字をこちらで整理している形ですので、出典元を記載いただいた上で提案資料等にご自由に使用ください。
※本記事に掲載した数値をまとめたスプレッドシートのURLを最後に掲載しておりますので、ご自由にダウンロードいただきグラフ作成等にご活用ください。

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動画プロモーションに紐づくデータ
上から活用できそうな順に並べております。市場全体の話からYouTube等の個別媒体への話に深ぼっていく形で並んでいますので、「そもそも動画って本当に活用されているの?」という相手に対して順を追って説明いただければ幸いです。

動画広告の市場規模|国内

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参照|https://markezine.jp/article/detail/32518

2019年の動画広告市場規模は、昨年対比141%となる2,592億円に達する見通し。また、モバイル動画広告需要は昨年対比147%の2,296億円にのぼり、動画広告需要全体の89%を占める見込みだ。 今後もスマートフォン動画広告が動画広告需要全体の成長をけん引し、2023年には5,065億円に達すると予想される。

動画の拡散性の高さ

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参照|https://www.movie-times.tv/basic/7098/

動画は視聴者との感情的なつながりを生み出しやすいという特長を持っています。そして動画によって何かしらの感情を持った視聴者の中では、その経験を他人にも共感して欲しいという思いが生まれ、ソーシャルメディア上などで「シェア」という行動を起こしやすい状態になります。
2013年に英国で実施された調査では、動画に対して「シェア」「コメント」「いいね」をしたことのある人の割合が、記事に対してのそれを上回りました。そしてこれらの行動を起こした理由として「ユーモアがあったから」「他の人もこのコンテンツを見たいだろうと思ったから」が1位と2位に挙がっています。


コロナで伸びたYouTube訪問数

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参照|https://manamina.valuesccg.com/articles/866

訪問数を見ると、PV数同様に特に2月から3月にかけての増加率が116%と顕著でした。コロナが本格的に猛威を振るい始めた2月からの変化が大きいことが分かります。
訪問数の推移を男女別に見ると、3か月の増加率は女性が約132%と男性が約120%であるのに対して比較的大きく、PV数の月次推移でも同様の傾向が見られました。

30代40代が今一番使っているSNSはYouTube

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参照|https://www.live-commerce.com/ecommerce-blog/youtube/#.Xt8k154zZBI

そして、YouTube等の動画共有サイトは利用者は年々増加傾向にある。
ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』の調査によると、30代・40代が利用しているSNSにおいては、「YouTube」が58.4%と利用率が最も高い。次いでLINEの51.1%、Twitterで37.1%、Facebookの33.0%、Instagramの22.2%の利用順位となっている。

購入動機になるSNS

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参照|https://www.live-commerce.com/ecommerce-blog/youtube/#.Xt85CZ4zblx

そして、「Macbee Planet」が11月22日に公表した、SNSを活用したマーケティングに関する調査結果によると、商品の購入で最も高い動機となっているのは「YouTube」で、全体の30%が「YouTube」を選んでいる。
YouTubeを選んだ理由は、「動画による説明」というところが大きく、「商品の使用方法や効果が分かりやすかった」、「操作や使用感が分かりやすい」など、具体的な使用感や現物による分かりやすい説明が評価されている。

YouTuber市場規模|国内

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参照|https://jp.techcrunch.com/2018/03/02/youtube-report/

CA Young Labとデジタルインファクトが実施した国内YouTuber市場動向調査では、2017年の国内YouTuber市場規模を219億円と推計している。
これは「YouTube広告収入」「タイアップ広告収入」「イベント・グッズ収入」というYouTuberの3つの収益源の年間総額を集計し、市場規模として割り出したものだ。
人気YouTuberはもちろん、次々とYouTuberが生まれることによって動画コンテンツの再生回数が増加。今後もYouTube広告を軸に市場規模の拡大が見込まれていて、2019年には約2倍の400億円、2022年には約2.6倍、579億円規模に達すると予測されている。

デジタルサイネージ市場規模

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参照|https://markezine.jp/article/detail/32455

2019年のデジタルサイネージ広告市場規模は、749億円(前年比113%)となる見通しだ。また2023年には、2019年比1. 7倍の1,248億円になると予測されている。
2019年のデジタルサイネージ広告市場規模のうち、交通機関は480億円で全体の64.1%、商業施設・店舗は98億円で全体の13.1%、屋外は87億円で全体の11.6%、その他(エレベーター、大規模マンション、映画館など)は84億円で全体の11.2%を占めると推測された。


使えるデータシート(スプレッドシート)

ここまで掲載したグラフの数字をスプレッドシートにまとめましたので、ぜひ提案にご活用ください。閲覧用になっていますので、ご自身のスプレッドシートやエクセルにコピペで使用できます。

【注意】本データはネット上に掲載されている数値をまとめたものになりますので、使用する際には必ず各データの出典元を記載ください。

データシートのダウンロードはこちら

この記事を書いた人

ぶるとん🐷動画企画室|YouTube総再生回数4000万回突破。

https://twitter.com/bulltonofficial

株式会社ブルズとは|

動画を軸にしたプロモーションの企画、撮影、編集を行うデジタルエージェンシーです。2020年5月に南青山3丁目(エイベックスさんのビルの裏)にお引越しを行い、YouTube撮影やスチール撮影ができるスタジオを開設致しました🐷

動画制作やYouTube広告運用、YouTubeプロモーション施策のプランニングに関するご相談は下記アドレス宛にお願いします!

info@bullz.jp



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