【9事例掲載】メディア型YouTubeチャンネルは本当に"マネタイズ"できるのか。
外出できない期間が続くことでYouTube需要は大爆発。
特に、「メディアビジネス」でビジネスを形成してきた雑誌社、新聞社などメディア各社の参入が相次いでいます。
本記事では、メディアビジネスで収益をあげてきたプレイヤーが、YouTubeという次のフィールドでどのように収益モデルを作っているのか、についてご紹介します。
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はじめまして。ぶるとん(https://twitter.com/bulltonofficial)と申します!🐷
雑誌社やアパレル企業、コスメ企業さんのYouTube公式チャンネルの運用を担当しており、合計10チャンネルほどです!
合計再生回数は4000万回を突破しました!😁
TwitterでYouTubeや動画を活用したプロモーションについて、毎日つぶやいていますのでぜひフォローお願いします!
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まずはじめに|メディア型YouTubeチャンネルとは
メディア型YouTubeチャンネルとは、従来メディア各社が行ってきたビジネスモデルをそのままYouTubeチャンネル運用にも転用しているもの、と弊社では定義しています。
つまり、ユーザーにとって価値の高い情報を発信することで"ファン化"させ、そのユーザーをターゲットとしたい企業に対して広告枠を売る、というモデルです。
雑誌や新聞がわかりやすい例になります。
ファッション系の雑誌であれば、有名モデルやタレントを紙面に起用し最新のトレンド情報、着こなし術などを発信。その雑誌を購入する顧客層に対して商品を販売したいクライアントが広告枠を購入して宣伝活動。
このようなビジネスモデルをYouTubeでも同様に展開しているものを「メディア型YouTubeチャンネル」と呼んでおります。
YouTube上で価値の高い情報を発信し、動画を見てくれるファンを増やす。そのチャンネルを一つの媒体と定義し、動画投稿自体を広告枠として販売するようなモデルです。
簡単に言うと、タイアップ動画です。
実際にタイアップが実施されている様子を見ていただくのが一番わかり易いので、下記9個の事例を用意してみました。
※掲載事例は、弊社担当のものだけではなく他社事例も含まれておりますので、情報としてご覧いただけますと幸いです。
①コスメメディア☓家電ブランド
②ファッションメディア☓シューズブランド
③自動車メディア☓自動車メーカー
④観光メディア☓観光局
⑤テックガジェットメディア☓PCメーカー
⑥コスメメディア☓スキンケアブランド
⑦ゲームメディア☓ゲームタイトル
⑧IPメディア☓行政・協会
⑨地域密着メディア☓WEBサービス
事例①:コスメメディア☓家電ブランド
こちらは有名コスメ雑誌 VOCE と家電ブランドのタイアップ動画です。
VOCEのYouTubeチャンネルでは普段から美容家によるコスメレクチャー動画や安達祐実さんなどのタレント出演動画が発信されており、美容感度の高いファンが視聴しているチャンネルです。
ポイントとしては、
①普段の投稿動画と同じテイストで制作し、
②雑誌ならではのキャスティング力を活用している
点があげられます。
業界のプロが動画に出演し、なおかつ知名度の高い美容誌のチャンネルであるという点から信頼度の高いタイアップ動画となっています。
事例②:ファッションメディア☓シューズブランド
こちらは、有名カルチャー誌 Pen Magazineとシューズブランドのタイアップ動画です。
①のVOCE同様に雑誌ならではの強みを活かした動画となっています。
事例③:自動車メディア☓自動車メーカー
こちらは、自動車メディアと大手自動車メーカーのタイアップ動画です。
最近は、自動車レビュー系のYouTuberも増加しており、そのようなクリエイターとメディアがYouTube上でコラボし、その動画自体がスポンサータイアップ動画だった、という事例も増えてきています。
事例④:観光メディア☓観光局
こちらは海外の事例になります。
旅行系メディアと政府観光局とのタイアップ動画です。
旅行ジャンルは、動画コンテンツとの相性が良く、YouTubeに動画を投稿することで息の長いコンテンツとなりうる可能性が高いです。
特に、このBeautiful Destinationsというアカウントは世界各地のセンスの良い動画クリエイターが集まって動画を投稿しており、旅行系動画アカウントとしては世界最高峰のレベルだと言えます。
事例⑤:テックガジェットメディア☓PCメーカー
こちらは、テック系メディアとPCメーカーのタイアップ動画です。
テック系メディアのYouTubeチャンネル開設が相次いでおり、ガジェットに対する理解の深いライターが実際に出演し、よりコアなスペックの話やユースケーストークを展開しています。
いままでAmazonや価格コムのスペックページで字面だけで把握しなければなかった内容を動画で理解できるため、今後もこのような座組は増加していくと予想します。
事例⑥以降
⑥コスメメディア☓スキンケアブランド
⑦ゲームメディア☓ゲームタイトル
⑧IPメディア☓行政・協会
⑨地域密着メディア☓WEBサービス
残りの4事例、並びにYouTube運用に関する情報については資料にまとめておりますので、気になる方はぜひご覧いただけますと幸いです。
下記リンクから資料ダウンロードページに飛べます。
https://forms.gle/GskwjeD49fnExvt96
おわりに
いかがでしたか?
メディア各社がこぞってYouTubeをスタートさせている中、うまく活用できているアカウントとそうでないアカウントが明確に分かれてきているのも事実です。
アカウントとしてのブランド価値を損なわない状態で、より濃いファンを獲得する運用が今後の重要なポイントになってくると予想しています。
この記事を書いた人
ぶるとん🐷動画企画室|YouTube総再生回数4000万回突破。
https://twitter.com/bulltonofficial
株式会社ブルズとは|
動画を軸にしたプロモーションの企画、撮影、編集を行うデジタルエージェンシーです。2020年5月に南青山3丁目(エイベックスさんのビルの裏)にお引越しを行い、YouTube撮影やスチール撮影ができるスタジオを開設致しました🐷
動画制作やYouTube広告運用、YouTubeプロモーション施策のプランニングに関するご相談は下記アドレス宛にお願いします!
info@bullz.jp
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