硬式用と軟式用の違い vol.1
とあるメーカーさんのグラブ職人の方から聞いた硬式グラブと軟式グラブ違いについて簡単に書いていきます。
はじめにみなさんは硬式グラブと軟式グラブの違いってどんなイメージですか?
革の厚さの違いというイメージの方が多いのではないでしょうか?
みなさんのご想像通り硬式用と軟式用の違いは革にあります。
ですが厚さではありません。
グラブに使用される革は原皮から革へと変わる過程で表面の傷などの状態により等級選別がされています。
メーカーさんによって等級の名前や分け方は異なる様ですが、僕が話を聞いたメーカーさんではA〜Gの7つの等級に分けているそうです。
そのメーカーさんでは硬式用と軟式用で使用する等級が異なり、それが一番の違いだとおっしゃっていました。
A 硬式用の表革
B 硬式用もしくは軟式用の表革
C 軟式用の表革もしくは平裏用
D 平裏用
E 型押し等表面を加工する箇所に使用
F レース用
G ハミダシ用
この様に分けているそうです。
表革はグラブのグレードにより使い分けているそうです。
もちろんこれ以外の部分で芯材や指袋等にも違いはありますが、一番大きな違いとして革の等級が違うというのも覚えておくとグラブ選びの際に役立つかもしれません!
この様にグラブなどの野球道具に関わること、トレーニングやケアなど身体に関わることを少しずつ投稿していきますのでお時間のある際に読んでいただけると嬉しいです。
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