思考整理:情報の信頼性を考える際に用いている世の中の構造について自分の頭の中にある認識をまとめてみた件

久しぶりに季節性の眼精疲労&肩こり熱が出たので、仕事や趣味作業を最低限片付けてお休み。ただ、寝てるだけなのは暇すぎるので、自分の頭の中を少し整理してみました。
これから書くのは私が情報を整理、判断する時に、なんとなく用いていた世の中の構造を図にしたものです。

あくまで、私個人の頭の中を整理しただけのものですので、これが真実だ!とかこれが正しい情報だ!などと言う気はさらさらないです。もっと良いものがあれば、ぜひぜひ教えていただきたい位です。何せ、まだまだ不勉強な身の上でございますのでね。

また、若干名、「あれ?これあの人かな?」というものもありますが、特定の個人や組織や団体等を非難、差別するものでもないです。

・・・と言うことを前提にお読みいただければと思います。


まず、これからお見せするのは、身近な情報や趣味に関する情報など、特に規模の大きくない情報を判断する時ではなく、政治とか経済とか戦争とかコロナとかSDGsとか、そういう世界レベル、国レベルで大きな情報について判断するとき、新しく入ってきた情報がどの勢力出ているのか?確度の高い場所から出ている情報なのか?などを判断する際に用いている私の認識を図にしたものです。

画像1

横軸は中心点の左右に完全に対局した意見と言うものを持ってきます。

横軸【信仰度】は両端に行けば行くほど、その情報を盲目的もしくは革新的に信じている度合いとなります。
また、横軸の太くなっている方は、世間一般で言う常識(主流派)であり、細くなっている方は世間一般で言う非常識(非主流派)になります。

たとえば環境問題とかだと、日本国内において、右が「温暖化対策!脱炭素!」で、左側が「温暖化はウソ!脱炭素は日本を貶める策略!」というものになります。

縦軸は、横軸より下が「一般人」で横軸より上が「一般人以外」です。中心の上に行けば行くほど、確信を持って情報発信している立場・利益を得ている立場の組織や個人等を置き、中心点の下に行けば行くほど、発信された情報を信じている一般個人を置いています。わかりやすくするために「支配者」と「一般人」を上下両端においています。

つまり、中心に行けば中心に行くほどどちらの立場にも属さない客観的な立場(またはどちらにでもつく立場)になります。

では、図に登場するそれぞれの立場(ポジション)について解説していきます。

□確信的指導者、先導者層
確信をもって世の中を自分たちの有利な方向へ導きたいと考えており、基本的に上位の存在になればなるほど世の中には出てこない勢力です。

また、下位の存在は世間一般から明確な認知された存在であり、上位の存在の指示を受け、または忖度して世の中を先導し、方向性を示していく組織や個人です。(指示を受けたと自覚していないものも存在するし、指示そのものを受けていないものも存在します。)
上位存在は財閥、秘密結社、影の政府、国際金融資本、軍産複合体、多国籍企業など、都市伝説的に語られている勢力。下位の存在は政治指導者、国際連合、世界的宗教指導者、国際的活動家などです。

□ 受益者層
確信的指導者の存在を認知しつつ、自分たちのビジネスや利益のためにお金や名誉等を拡散者に与え、世論誘導を行い利益を出していく人たちまたは組織。
真実を知りつつ、自分たちの利益につながる活動を積極的に行います。
企業、政治家、上位投資家、上位資産家、上位活動家、上位宗教活動家など

□確信的拡散者層
先導者や受益者等から利益を得て、一般人や中立層・反対勢力に対して世論、思想誘導を行う。世間一般において、特定の思想信条を持つ者から信頼を得ており、支持層への影響力が大きい。
自分自身がどのような活動に加担しているかは明確に~ある程度理解している。
ジャーナリスト、マスコミ、コメンテーター、言論人、芸能人、研究者、一部活動家

□盲信的拡散者層
先導者や受益者等から利益を得て、一般人や中立層・反対勢力に対して世論、思想誘導を行う。世間一般において、特定の思想信条を持つ者から信頼を得ており、支持層への影響力が大きい。
自分自身がどのような活動に加担しているかはあまり理解していないが、それが正しいことだと言う事だけは信じている。芸能人・テレビ業界に特に多い。
ジャーナリスト、マスコミ、コメンテーター、言論人、芸能人、研究者、一部活動家

□真実探求拡散者層
稀に存在する、陣営の利益や個人で得られる名誉などとは関係なく、真実を探求し発信するもの。
この存在を見極めることは非常に難しく、情報が入り乱れる現代において明確な判別は困難。必ずと言っていいほど、どちらか片方の陣営よりの主張になるため、相手の陣営から強い反発を受けにもかかわらず、味方陣営になるはずの陣営の人たちとは利害関係が異なるため、味方陣営からも攻撃を受けたり無視されたりする。

□イズミスト層(主義主義者)
発信されている時流に乗った情報を信じてその道を追求するように生きる人たち。ライフスタイルと一体化しているケースが多い。思想信条を他者に押し付ける事は無いが、拡散者にはなり得る。カリスマと呼ばれる事も多い。
悪化すると、盲信者化する。
ヴィーガン、〇〇ストなど

□中立層
明確にはどちらの陣営にもつかない人たち。
直接的な利害関係者である事は非常に少なく、どちらの陣営の矛盾も突くことができるが、それをするとどちらの陣営からも批判を受けるので、明確に自分の立場を表明した言論発信するものは少ない。
ただし、話題についての関心はあり、情報収集は常に行っている。
また、どちらの陣営にもつかないが、収集した情報をもとにビジネスを行ったりはするし、自己の利益を最大化するためには意図的もしくは意図せず片方の陣営についた発信をする者もいる。
投資家、起業家、比較的高所得者層(資産家までは行かない)、功利主義者、極一部の元局アナ、極一部の本芸人YouTubeバー、極一部の他称論破王、極一部のメンタリストなど

□単純受動層
特にこの話題に対して何も考えていないし、興味も関心もない人たち。
争いの中に身を置きたくないし触れたくもないと考える。話題に対して利益も損失も出さないポジションでいることが多い。
ただ、最初に入った情報や、周囲で聞こえてくる情報をなんとなく信じ、同調する傾向にある。積極的に情報発信するわけでは無いが、SNSでイイネなどをする程度。

□純粋受動層
先導者や拡散者、中道層のものなどの意見を鵜呑みにし、その情報を信じ込んでいる人たち、またはある程度信じており、行動変容を強いられた人たち。情報の質によっては心身に影響をきたすことも多い。
単純受動層と同様、最初に入った情報や、周囲で聞こえてくる情報をなんとなく信じている場合もあるが、一番多いのは世間の潮流に大きく影響される。笑いに対して損失を出している事が多い。

□盲信者層
自分が信じた陣営の意見を完全に鵜呑みにし、真実と思ったことを他人に押し付けたり、反対意見の人をやたらに攻撃する人たち。
この段階まで来ると、信じた内容が自己のアイデンティティと結びついてしまい、どんな真実を話しても受け入れることは難しくなる。もしくはより一層強く相手を攻撃し始める。自分の行っていることが正しいこと、正義であると言うことを強く信じ込んでいることが多く、反対意見を持つ人たちを悪人だと決めつける傾向にある。

こんな感じですね。
で、これらの立場が階層構造になっており、お金・情報・権力・社会的地位・労働などが飛び交いますみます。。

図2

まぁこんな感じです。
一つ目の図を考えた段階でほとんど力尽きたので、こちらはまだザックリしてますが、イメージはつかんでいただけるものかと・・・。

世間一般に発信される情報と言うのは、大小問わず何者かが自分たちの考えている方向に世間を導きたいとして流したものです。集合的無意識によるものもありますが、SDGsなど「世間の潮流」的なものにはほぼ間違いなく何者かの意図が絡んでいます。

そして、私たち一般庶民レベルでは、どちらの意見が本当に正しいのかなんて言う事を「完全に100%完璧に」判断することはできません。
そんな事は無い!と思われる方も多いと思いますが、私自身はどうしてもそう思えません。私達専門知識を持たない一般人ができるのは、せいぜい自分たちの信じている専門家の方が発信される、比較的精度の高い情報を信頼する事くらいです。

ですので、図で示したような構造を頭に入れておき、発信された情報がどの位置から出てきた情報なのかを認識できるようにしておくことで、新しく出てきた情報に右往左往される事が少なくなりますよ~とか思うわけです。

※ただ、この図を使う場合、ある程度両方の意見と言うものがどういうものなのか、一般社会がその情報に対してどのような動きを見せるのか、どういう勢力があるのかについてある程度頭の中に入れておく必要があります。

・・・とりあえず、自分の頭の中を整理してみるとこんな感じになりました。整理途中なので、まだ話があっちゃこっちゃ飛びますね。申し訳ないです。

時間を見つけて、この図を用いて、何かしら世間で意見が分かれている情報をどのように判断するかについて具体的な例を出して解説してみようかと思います。

・・・その前にサブカル系とか造形系とかの記事を書く事になるかなw

それでは、おやすみなさい。


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