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映画「K 2 初登頂の真実」を見て思ったこと

※備忘録です。ネタバレあり

山登りの光と闇。
なんのために登るのか?
もちろん、これに対して正解はない。

ただ、登りたいから。
登って有名になりたい。
国の威信をかけて登る。
アルピニストとしての実力を試したい。
大切な人と約束したから。

などなど、
私は山登りではないので
あくまでも想像ですが…

しかし、未登頂であるK2となると
まさしく命がけになるので、余程の覚悟
それこそ「死」も想定しての覚悟になるのは
想像に難くない。

山登りも、国を代表してとなると、その性格は
ガラリと変わってしまう。

映画でも、国威発揚のためという
セリフが出てくる。

国の代表に選ばれるのは、名誉な事ですが、
一方では何らかの犠牲も伴う。

その犠牲を払ってでも、登頂したい。
これは、国のためなのか?
自分のためなのか?
何のためなのか?

映画では、選ばれたそれぞれの
思いが少しずつ違う。

大きな意味では同じでも、個人に落とし込むと
それぞれの事情が絡み合ってくるので、1人たりとも同じ人はいない。

映画で印象的なセリフが2つある。

「山に登っても自分のものにはならない。
その山は他人も登る。だけど経験は自分の中に残る」

「真実は太陽と同じだ。
いずれ…顔を出す」

まだ自分の中で消化しきれてないので
このセリフが何故印象に残るのか
気になるのか、今は言葉にできない。

ひとつ言える事は、ありふれてるけど
経験する事は大切で、大きな意味があるとらいう事。

私にとっては心に残る映画だった。

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