見出し画像

財務省が「国民貧困化」を続けたい理由 三橋貴明氏

財務省が「国民貧困化」を続けたい理由
財務省の背後に組織がいる?「財務省陰謀論」の真相とは 【三橋TV 】 2020.02.05

https://youtu.be/VOi6t4jmLmM

鈴木 善幸元総理大臣は「緊縮財政」


三橋氏

さぁ、本日でございますけれども、この人をメインで取り上げるの初めてじゃないかと思うんですけど、
「鈴木財務大臣」、「鈴木 善幸(ぜんこう)」さんの息子さんなんです。
鈴木 善幸さんって、知らないですよね?

高家氏
はい。

三橋氏
昔の「総理大臣」です。(鈴木 善幸総理大臣:昭和55〜57年)

高家氏
いつぐらい?

三橋氏
えっと、「中曽根内閣」の次‥だったかしら?前だったかしら?すごく印象がないんです。
「前」かな? 「大平内閣」の次かな? その時にやってた方なんです。

高家氏
どんな方だったんですか?

三橋氏
「緊縮財政」派。

高家氏
ああ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

歴代総理大臣

第68代 大平 正芳 昭和53年12月7日~昭和54年11月9日(338日)
第69代 大平 正芳 昭和54年11月9日~昭和55年6月12日(217日)(通算554日)
第70代 鈴木 善幸 昭和55年7月17日~昭和57年11月27日(864日)(通算864日)
第71代 中曽根 康弘 昭和57年11月27日~昭和58年12月27日(396日)
第72代 中曽根 康弘 昭和58年12月27日~昭和61年7月22日(939日)
第73代 中曽根 康弘 昭和61年7月22日~昭和62年11月6日(473日)(通算1,806日)
第74代 竹下 登 昭和62年11月6日~平成元年6月3日(576日)(通算576日)
第75代 宇野 宗佑 平成元年6月3日~平成元年8月10日(69日)(通算69日)
第76代 海部 俊樹 平成元年8月10日~平成2年2月28日(203日)
第77代 海部 俊樹 平成2年2月28日~平成3年11月5日(616日)(通算818日)
第78代 宮澤 喜一 平成3年11月5日~平成5年8月9日(644日)(通算644日)
第79代 細川 護煕 平成5年8月9日~平成6年4月28日(263日)(通算263日)
第80代 羽田 孜 平成6年4月28日~平成6年6月30日(64日)(通算64日)

第81代 村山 富市 平成6年6月30日~平成8年1月11日(561日)(通算561日)
第82代 橋本 龍太郎 平成8年1月11日~平成8年11月7日(302日)
第83代 橋本 龍太郎 平成8年11月7日~平成10年7月30日(631日)(通算932日)
第84代 小渕 恵三 平成10年7月30日~平成12年4月5日(616日)(通算616日)
第85代 森 喜朗 平成12年4月5日~平成12年7月4日(91日)
第86代 森 喜朗 平成12年7月4日~平成13年4月26日(297日)(通算387日)
第87代 小泉 純一郎 平成13年4月26日~平成15年11月19日(938日)
第88代 小泉 純一郎 平成15年11月19日~平成17年9月21日(673日)
第89代 小泉 純一郎 平成17年9月21日~平成18年9月26日(371日)(通算1,980日)
第90代 安倍 晋三 平成18年9月26日~平成19年9月26日(366日)

第91代 福田 康夫 平成19年9月26日~平成20年9月24日(365日)(通算365日)
第92代 麻生 太郎 平成20年9月24日~平成21年9月16日(358日)(通算358日)
第93代 鳩山 由紀夫 平成21年9月16日~平成22年6月8日(266日)(通算266日)
第94代 菅 直人 平成22年6月8日~平成23年9月2日(452日)(通算452日)
第95代 野田 佳彦 平成23年9月2日~平成24年12月26日(482日)(通算482日)
第96代 安倍 晋三 平成24年12月26日~平成26年12月24日(729日)
第97代 安倍 晋三 平成26年12月24日~平成29年11月1日(1,044日)
第98代 安倍 晋三 平成29年11月1日~令和2年9月16日(1,051日)(通算3,188日)
第99代 菅 義偉 令和2年9月16日~令和3年10月4日(384日)(通算384日)
第100代 岸田 文雄 令和3年10月4日~令和3年11月10日(38日)(通算38日)

以降割愛
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昭和53年「大平」総理大臣のときから「緊縮」が始まる

三橋氏
その前の「大平 正芳(元総理)」も「緊縮財政(派)」。
その頃からなんですよ、だから。「緊縮財政パターン」が広まり始めたの。
本格的なのは「橋本内閣」、「村山内閣」からなんですけどね。

この「歴史ある緊縮財政」と戦ってるんです、我々はね。
何十年やってるんだ?って話なんだけど。

で、ブログはですね、1月9日ですね、「国庫債券(国債)は日本銀行券と同じく「貨幣」である」というテーマでエントリー書いたんですけど、ここで取り上げた記事はこちら。

鈴木善幸元総理のご子息の「鈴木俊一氏」が「国の借金10倍になった」と持論

「1980〜82年に首相を努めた故鈴木善幸氏を父に持つ鈴木俊一財務相は7日、国の借金である国債の残高が父の時代と比べて「実に10倍以上の増加になった」と述べた。
現在の厳しい財政状況は「国の将来の繁栄の最大のリスク要因」だとして、財政の立て直しが「必要不可欠」と訴えた。」

‥わけでございますが、まあ、確かに、「国債の発行残高」って、鈴木善幸氏が総理大臣をやっていた82年度、
「96兆円」だったのが、「1,026兆円」、というところで、「10倍以上」に増加してるんですけどね。

それどころじゃないんですよ、財務大臣!ていう話。それどころじゃないんですよ。
何しろ、明治時代(1872年)から見ますと、日本政府の「国の借金残高」はですね、「政府の財務残高」です、正式には。
これ、「3,740万倍」になってるんですね〜。(明治vs2015年 3,740万倍)(明治vs1985年 546倍)
こっちの方を問題にすべきじゃないの? 「私の父の時代と比べて」って言うんだったら、
「明治時代と比べて3,740万倍だ!」っていうふうに言うべきじゃないの? というふうに思うわけでございますよ、ということなんです。(笑)

お札を発行する その担保は「国債」

でね、ここで「国債」について、改めて理解してほしいんだけど、「日本銀行券」ってあるじゃないですか。
「日本銀行券」って、あれはまあ「日銀」が発行してますよね、確かに。
ただ、あれ、「日銀券」って発行する際に「担保が必要」なの知ってる?

高家氏
担保?

三橋氏
そう。
「あるもの」が「資産」として持ってないと、ま、あれは厳密にはあれよ? 日銀って最初に「当座預金」発行して、それを銀行側が必要なだけ「銀行紙幣に変える」だけなんけど。
要は「日銀当座預金の担保」ってな〜んだ?

高家氏
「国債」とか?

三橋氏
そう、「国債」なんです。

で、これね、まあ、高家さんお給料振り込みされるじゃないですか、まあ、私が払う‥「お給料」っていうのかな?

高家氏
ギャラ?

三橋氏
ギャラ?(笑) まぁ「業務委託料」?払うじゃないですか。
その「銀行預金の数字」って、最初に作る方法って、事実上「2つしかない」っていうのは知ってます?

高家氏
1つは?

三橋氏
1つは、誰かが、「民間」がですよ、メインは「企業」だけど、「企業(民間)が借り入れる」。
借り入れるときに、銀行が「通帳に記帳する」、まぁ数字増やすだけなんだけど。
「お預かり金額」の数字が増える、と。
それが回り回って、高家さんの「業務委託料」として振り込まれるわけなんだけど。
もう1個あるでしょ?

高家氏
もう1個?

三橋氏
うん。 「国債発行」ですよ。
「政府が「国債」を発行」して、それで「支出」をすると、我々の銀行預金の当座が増える、と。

高家氏
「特別定額給付金」みたいな。

三橋氏
ああ、典型的。それは典型ですよね。

基本あれですよ。たとえば「企業が公共事業を受注しました」と。 で、「施工しました」と。
すると政府が「建設国債」発行して、その数字、日銀当座預金を担保に、銀行に「こいつの預金口座、増やしてやって」って言って、「1,000 億円」ビッっと増えて、
それで「日銀当座預金を精算する」っていう仕組みになってるんで、

だから「政府の国債発行」と、我々、我々っていうかまぁ「企業」だな、「企業の借り入れ」っていうのが、これが我々が日常的に使っている貨幣である「銀行預金」を作るんですよね。

これ、どっちも「国債の返済」とか、あるいは「企業の負債の返済」がされると、「貨幣が消える」「銀行預金が消える」っていうのも共通してます。

すると「何が違うんだ?「銀行預金」と「国債発行」と?」

「銀行預金」と「国債発行」の違い

高家氏
何が違うんですか?

三橋氏
両方、「貨幣発行」でしょ?

高家氏
はい。

三橋氏
だって、実際に我々が使える貨幣が増えるわけだから。
と考えたときに、むしろね、「現金紙幣」が貨幣じゃないんですよ。あ、「貨幣」じゃなくて「通貨」ね。
「通貨じゃない」っていうおかしな話になるんですね。

高家氏
どういうことですか?

三橋氏
え? 「銀金紙幣ってどうやって発行するんですか?」と。

日銀が‥

4:50~

続きはYouTube で確認😺

https://youtu.be/VOi6t4jmLmM


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?