「話し方で損する人得する人」まとめ

自分の話をしたがる人 聞き上手な人

相手の話を遮って、自分の話をしたがる人がいます。
少なからず誰でも「自分の話がしたい」「自分の話の方が面白い」と思うでしょう。しかし、相手にとっては面白くありません。
自分の話が面白くない理由として、表現不足になってしまうからです。事柄を言葉で表現するのは非常に難しい事で、100%伝える事は無理でしょう。小説家や芸人のようなプロでないと出来ません。

話す事は思っている以上に難しいのです。
それを極めるのにも才能や壮大な努力が必要です。

凡人が話は面白くもなく、「話したがりの人」は嫌われます。

聞き手なればいいのです。
人間というのは承認欲求を満たすために自分を表現しようとして、自分の話をするという行為で欲求を満たそうとします。自分の承認欲求を抑えて聞き手にまわれば、「聞いてくれる人」として必要とされるようになっていきます。
もちろん、「聞く」というスキルも必要になってきます。これもカウンセラーのような1つの分野になりうるので勉強が必要です。

聞き上手になるために

質問を投げかけ、話を広げていく。
相手が話したいように質問する、聞く事が目的です。

アクションとして、
・質問
・相づち
・自分の意見

話を始めるのに「5W1H」の質問をしていきます。
・what(何が)
・who(誰が)
・when(いつ)
・where(どこで)
・why(なぜ)
・how(どのように)
これを文字通り使うのではなく、少し変化させて使います。文字通り使うと「誰が?どこで?なぜ?」と尋問のようになってしまい、わざと聞きに徹していることがバレます。
圧迫感を与えてしまうために、わざと「聞いている」事がバレてはいけません。

ポジティブ

ポジティブな人間になる事は難しい事です。
誰だって気分に波があり、ポジティブな時ネガティブな時があります。そのまま表現すれば、「情緒不安定な人」として見られてしまいます。
ポジティブな性格になるのではなく、「ポジティブな言葉」を使えばいいのです。
マザーテレサの言葉にこんなものがあります。

思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

根本的な思考が、運命にまで変えるという意味で、意外にもこれらは密接している事を指します。
なので、思考と言葉を変えるように、言葉は思考を変える事ができます。

言葉を変えれば性格も変わります。

ポジティブな言葉を使うようにしましょう。
というよりかは「ネガティブな言葉を使わないようにしましょう」
イライラする、嫌い、うざい、めんどくさい。
のようなマイナス言葉を使わないように意識すると、脳がマイナス言葉は良くないと判断して、マイナスな思考に入りにくくなっていきます。

ボディーブローのようなプラス言葉

プラスの言葉を使い続ける事によって、相手にプラスのイメージを与える事が可能です。自分に対するイメージを大きく変える事は不可能ですが、少しずつボディーブローのように変えていく事ができます。
そうやって相手の深層心理を変える事ができます。

実際、マイナス言葉を減らすように意識するより、
プラス言葉を多めに言ってみる方が簡単だと思います。

「ありがとう」
ありがとうは便利な言葉で、どの場面でも誰に対してでも使う事ができます。
何度言われても嬉しいものです。

「いいね」「すごい」「好き」
多用するとボキャブラリーが少ないと思われがちですが、お世辞じみた言葉より、よっぽど簡単で効果的です。

アドバイスしない

悩みやネガティブな事を相談してきた際に、意外にもやってはいけないのは「アドバイス」をする事です。
「アドバイス」というのは偉そうな印象を与えます。悩みを相談してきた時には、自分で考えて解決している場合が多いです。
多くの人が「共感」してもらいたいのです。
多くの人はネガティブな事を話して「かわいそう」と思われたいのです。
だから、そこに場違いなアドバイスをしてはいけません。
嫌われる人は、ここで、長々と偉そうにアドバイスを説いてしまいます。

周りに合わせる

他人は周りに合わせられる人に好感や安心感を持ちます。疲れるし、嫌だというかもしれませんが、自分勝手に行動すると嫌われて、後に損する事になります。
また、周りに合わせる人は目立ちませんが、確実に好感度が上がっていきます。
モテる人というのは、アピールしながら、周りにも気を遣える人のことを言います。
なので、集団でいる時は、周りに合わせるのが得策です。

スキルとしては、
みんなが共通する話題を選ぶ
相手の話すスピードやテンポに合わせる
呼吸を合わせる(ペーシング)

自分の事を適度に話す

「開放性の法則」
自分のことを適度に話す事によって、相手も心を開いて話をしてくれます。話す事で「君を認めているよ」とアピールできるからです。