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教育って難しい

教育って難しい。


私は、今セメスターからコロキウムのオーガナイザーになったので、スピーカーの選定、コロキウム(オンライン)の運営を行っている。これまでのコロキウムからの変更点として、前もってスピーカーに発表スライドを提出してもらって、コロキウム前にコロキウム参加者が回覧できるようにしている。これは何故かというと、予め資料を見ることで学生が予習したり、疑問を持ってコロキウム当日に質問することができるのではないか?という考えなのだが、、元気なのはファカルティーと一部の優秀な学生で、多くの学生さんは中々質問をしてくれない。英語でのコロキウムなので、英語が苦手な学生にも参加してもらうために、チャット機能を使っての質問も推奨しているが、さほど効果はない。


たまたま、優秀な学生と雑談をして「どうやったら学生がもっと積極的にコロキウムに参加してくれると思う?」と聞いたら、「英語だから質問しないのではなく、そもそも基本的な知識が不足しているから、何が分からないか分からない。まずは興味を持ってもらうことが大事。」とのこと。確かにその通りであり、私も毎回、コロキウムの案内を流す時に「どんなに簡単な質問でも、それはあなたや、もしかしたら他の人の理解に役立っているかもしれないから、どんどん質問してほしい」と言っている。実際、私も中々初歩的な質問をしたりするので、学生たちは私のそういう姿を見て「教員でもあんなアホなこと聞くのか」と思って、気軽に質問してほしい。しかし、興味の話は個人レベルの問題だと思うので、そこは私がタッチできない部分でもある。実際、私も学位を取った後の方が興味が増したと思う。ただ、学生に興味を持ってもらうのも教育だと思うので、悩ましいところであるし、自分が授業を受け持つことになったらその辺りも考えていかないといけないなと思った。

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中国の云南大学で教員をやっています。専門は天文学、特に観測的宇宙論。 乃木坂、日向坂ヲタで趣味は将棋、筋トレ、ジョギング。