特攻の拓全巻レビュー 23巻　来栖、性格悪～！そして総長5人集結！

主な出来事
・拓、かわいい真梨絵とツーリング
・武丸vs持統、地獄のタイマン
・来栖、秀人、緋咲、八尋、マー坊が勢ぞろい！

特攻の拓へのオマージュが随所にみられる「東京リベンジャーズ」のアニメをちらっと見たが、オープニングの曲が滅茶苦茶いいね（髭男のCry Baby）。歌詞から声から曲調から完璧にハマっている。やはりアニメ化にあたりテーマ曲は大事。特攻の拓をアニメ化するのであれば、個人的には是非髭男にお願いしたい。

ヤンキーコギャル真梨絵大活躍！
・真梨絵かわいいねwこの時代を象徴するような見た目のJK。セリフに「チョベリバ」「チョベリブ」が連発される。言うまでも無く「超very bad」「超very blue」の略語である。なんだこの古傷をえぐられるような感覚は…。あまり関係ないけどこれこそまさにマスコミのゴリ押し用語の典型のような気がするな。当時も誰もそんなの言ってなかったよねw
・真梨絵、絡んできたAJS傘下の「紫蛍会」影沢をノックアウト。さらにその後よくわからない不良もワンパンKO。つええ。見た目は90年代コギャルでも中身は80年代ヤンキー。ちなみにAJSを構成する団体は阿修羅王、邪神、セクシーだけじゃないのだね。テストに出そう。
・同じころ、横浜で武丸と持統が超絶バトル。二人ともレスラーのような体格、しかも凶悪ヤンキー風貌とあって、作中屈指の凄惨な戦いとなっている…。不意打ちでかなりのダメージを負ったはずの持統だが、武丸と互角の勝負を展開。持統はトップクラスの実力者ということがわかる。
・唐突に登場したカズ、通りがかったヤンキーに積極的に絡む。「なんじゃテメーは？」と聞かれ、「爆音の旗持ちよう…！」という答えは、ちょっと残念ではないか⁈自分の名前を言わずチーム名しか言ってないぞw社会人に例えると「あなたは？」と聞かれ「○○株式会社の営業部長です！」と答えたようなもの。所属組織と肩書にとらわれているとろくなことにならないぞ。
・その罰が当たったか、直後にカズ、鬼雷党3人衆にはめられ路地裏でボコられるw不意打ち気味だったとはいえ、鬼雷党にやられるのはちょっと耐え難い。てか鬼雷党久しぶりだな。ケージ、何をするかと思ったらこれを武丸のせいにして警察に通報。いったい何を考えてんだ…

強力チームの頭5名が集結！
・同じころ来栖、湘南で大珠のチーム美麗を襲撃。大野とか手も足も出ず。他の美麗メンバーも倒されている。真梨絵は中学時代来栖を無視したことを後悔しているようだが、こんだけ強い奴を皆でイジメるというのはどうも設定に違和感があるのだよな。
・鰐淵、出所早々大規模集会開催、武丸と持統の戦いの場に大勢で乱入。ついでに警察も引き連れてきたため、武丸と持統もタイマン中止しバックレる。ちなみにこの2人の戦いの続きは小説で描かれるので必見！まあ決着はつかんのだがw
・鰐淵、馬鹿でかい集会を開催しながらも作中唯一と言っていい弱気な面を見せる。「オレが来栖に勝てるのか…？」
・拓、八尋と遭遇。八尋はセクシー壊滅の件で総長自ら聞き込みをしているようだ。自ら行動するのは偉いが、一方で意外と部下に任せられないタイプかな？
・拓、口が滑ってジュンジと深夜走り回っていたことを漏らしてしまう。八尋、拓を〆ようとしたその時、緋咲、秀人、来栖が立て続けに登場！さらに武丸が暴れていると聞いて出撃したマー坊も登場！強力チームの頭クラス5人が勢ぞろい！
・来栖、ここで性格の悪さを発揮！拓をいろんなチームにいい顔をするどっちつかずの蝙蝠だと暴露する。「みんなのダチのふりしてるんだ？」。まあ拓も八方美人なところはあるけど、来栖がいい悪役になれないのはこういう陰湿なところだよな…
・秀人、気に入らねーと来栖を殴るが、来栖は殴られた直後、なんと緋咲をアイスピックで刺す！さらに秀人も刺そうとしてかわされ、一発入れられるも同時に襲い掛かったマー坊の背後に回り肘を入れる！来栖の動きが全く読めない。しかし八尋が戦いに入れてないねw
・緋咲、刺されたにもかかわらず気合で起き上がり、来栖をとらえる。一発入れようとしたその時、背後から真梨絵が角材で緋咲を殴る！緋咲、アイスピックで刺されるは女から角材攻撃喰らうは、今夜ハードラックとダンスっていやがる。
・拓、この状況を解決しようとノーアイデアで単車でつっこむ！・・・はずが、さっき真梨絵がKOしたやつらが車で煽り運転、いろいろ偶然が重なって来栖をふっとばす。来栖が崖から落ちそうになるが、拓はジャンプして来栖の腕をつかむ！

というところで23巻が終了。頭が5人揃ったのはわかった。しかし何が起きているのかはいまいちよくわからないw

つづく