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ぶっコミレポ@さいたまDAY1

1. 正しく生きて、正しくやり切る

彼女は、ふさやまもえという看護学生。
何やら頭を抱えている様子です。いったいどうしたというのでしょうか。
ちょっと頭の中を覗いてみましょう・・・。

もえA『やばいよやばいよ!埼玉県には53校も看護学校があるって!!』

もえB『まあまあ、お茶でも飲んで落ち着こうや。』

もえC『いや、急ぐべきデス。実習前は課外活動禁止でぶっこめないノダ。』

もえD『バレなければいいじゃん!さっさと埼玉県を攻めようぜ〜!』

なるほど、どうやら2週間に及ぶ看護実習の日程が決まったようです。そして、『実習2週間前も課外活動禁止』という通達が届いたのですね。
それに伴い、約1ヶ月間ぶっコミができない期間が発生してしまったため、今後のスケジュールをぐるぐる考えてる、というところでしょう。

もえ本体『ああもう!AもBもCもDも黙っててくれよ!どうしようか…』

ふさやまさん、随分と困惑しております。
ここは一つ、神の見えざる手によって導いてあげますかね。

ピロリンッ

『あ!UVERworldの横アリのライブ配信リンクが届いた!見よー!』

『やっぱかっこいいなあ…漢だ…生き方がイケメンだぜ…』

そうなのです。ふさやまは、UVERworldのファンでございます。

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『TAKUYA∞も、決められた制限の中でできることをやり切ってるゼ…』

彼らのライブは、もともと『一体感』がすごいことで有名でした。
観客の声やジャンプによって、東京ドームが揺れるくらいの熱量と迫力だったのです。観客とUVERworldが一体となってライブを作り上げます。

しかし、コロナによる未曾有の制限やルールによって、声は出せなくなり、入場制限もかかり、それは難しくなりました。
彼らの強みである、『一体感』をつくるための障壁が現れたのです。

そこで、UVERworldはこう考えました。

確かに、ルールや制限を破ってライブをすることはできる。
でも、それでやったライブは本当に楽しいのか?それは正しいのか?

UVERworldは、「正しさ」を大切にしたい。
ルールや制限を守り、その中でやれることを全部やりきる。
声を出せないライブは楽しくねーのか、あの頃よりも劣るのか、
俺とお前らで確かめにいこうぜ!!!やってみなきゃわかんねえよ!!!

『いや〜〜、間違いねえ〜〜〜。
 そうだよなあ、私も、できることを正しくやり切ろう!
 正しさの中で結果にこだわるんだ!!!!』

どうやら、やっと本調子に戻った様子です。

おや、さっそく埼玉県のコミュニティナースと連絡をとっていますね。
相手は、『辻ちゃん』です。

さあ、埼玉ぶっコミの幕開けです!

2. 埼玉に辻ちゃんあり

埼玉県の辻由美子さんは、これまたパワフルな方なのです!

特別養護老人ホームにて看護師として勤務する傍ら、休日を使ってコミュニティナース活動をされています。週7日稼働。(鬼のバイタリティ)

どんなコミナス活動をされている方かと言いますと、
喫茶店で街の保健室、朝のラジオ体操で出張保健室、商店街で屋台など、
それはもう、多岐にわたって活動をされています。

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彼女のツテをお借りしながら、埼玉県でもぶっコミを進めます!
約1ヶ月のあいだ身動きが取れないけれど、その中で結果にこだわるために、なんとか布石を置こうと模索しました。

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いや曇天よ😇😇😇😇

そしてついに、辻ちゃんとご対面!
初めまして〜!の挨拶もしつつ、さっそく看護学校への訪問へ向かいます!

今回辻ちゃんとお伺いしたのは、戸田中央看護専門学校さん。
やはり、実際に周辺地域で活動をしているコミュニティナースが寄贈の際に居てくれると、看護学校の先生も具体イメージがつきやすく、ご興味も持っていただけました!うれしい!!

この地域の看護学生が、辻ちゃんの活動を見に行ったり、お手伝いしたり、
そんな動きが生まれてくるといいなあとワクワクです^^

3. ちょっと変わっている辻ちゃん

ぶっコミも無事に終了したので、近くのカフェでランチをご一緒しました!

オンラインで話したことはあったけれど、何人家族なのかとか、コミナスと出会う前は何をしていたのかとか、今まで話したことのないちょっと踏み入った話題で盛り上がりました!

お話を通じてやっぱり思ったのは、
辻ちゃんって、やっぱりちょっと変わってる笑

お話を聞くと、既存の看護師の環境にはあまり馴染むことができず、たくさんの葛藤を抱えた時期もあったそうです。

でも、コミュニティナースという在り方やその周りにいる仲間と出会うことで、『これでいいんだ!これがやりたい!』と、自分らしさを開放できる場所を見つけ、毎日キラキラとワクワクの中で活動していました。

きっと看護学生の中にも、辻ちゃんみたいな、いわゆる”ちょっと変わってる”学生がいるんだろうなあと思うと、その子たちにこそ、<既存の環境以外に自分らしさを開放できる場所を見つけ、そこで活躍する諸先輩の姿>を届けたい!!と改めて思いました。

自分という存在のプロデューサーもディレクターも、結局は自分自身であり、自分を生かすも殺すも、自分次第だと思うのです。
看護という可能性に満ちた専門性をもって、自分はどんなことをしたいのか、既存の枠組みに囚われずに考えられる学生が増えていくといいなあ!

辻ちゃん、とっても楽しい時間をありがとうございました!!

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4. 『全ては自分次第』

結局今回も、2000字を超える超大作になってしまったw

でもなんか、UVERworldのTAKUYA∞の生き方や、コミュニティナース辻ちゃんの生き方など、現代の世の中の情勢には、なにか共通するものがあるように感じるのです。

ここからは、言語化しきれていないところも多々あり、物好きの方にだけ読んでもらえたらと思うのですが、

昨今はいい意味でも悪い意味でも、『全ては自分次第』の世の中だと思います。

『ここじゃないどこかへいきたい』と踏ん張る人はずんずんその階段を駆け上がっていくし、『ここで幸せだ』と思う人はそこにとどまっている。

結果として、後者の人に悪い状況が生じたとしても、「それは、あなたが選んだ結果でしょ?」と自己責任に帰結する。
なんだか冷たい社会になってきているなあ。

その結果、前者と後者の間に大きな隔たりができて、
前者の人は「意識高い系」として揶揄されるし、後者の人は幸せなのにその幸せが間違っていると言われているように感じてしまう。

でも、『みんな違って、みんな良い』の時代は終わり、
『みんな違う、その事実があるだけ』という時代がくる気がしてて、
自分の中にある『良い』『幸せ』を信じる強さを持つことや、社会的存在としての『正しさ』を持つこと、が必要なのかなあと思ったりします。

不確実性の高まった世の中で、安定を求めることなんてほぼ不可能なのですから、世の中(つまり、外部)の不安定さとうまく付き合っていけるように、自分の中や自分の周辺(つまり、内部)に安定さを持つことが、この世の中を強く生き切る秘訣なのかなあと思っています。

その『安定さ』って何なんだろうな〜という問いがまた現れてきますが、長くなってきたので今回はここまで。笑

ふさやまの頭の中の垂れ流しでした〜〜

今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました!
次回は群馬県DAY2をアップ予定です!

お楽しみに〜🌞

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もえ

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