今年は大活躍のFEDウォッチャー、ニック・ティミロウスが観測記事

年頭からFRBの金融政策にビクビクしながら過ごした一年でした

金利がするする上がり始めたのは1月頃、たった10ヶ月で米国10年債利回りは4%超え

今年最後のFOMCは12月13.14日に開かれます。FOMCが近づいてますので、FRBメンバーはブラックアウト期間に入ってます。要するに金利がどうこうとか言えない期間

この期間にFRBの意図を変わりに発信する役目を追っているのがFEDウォッチャー。もちろん、それ以外の期間も記事書きます

今年のように金利の上げ幅が議論されることは稀で、しかも各月の雇用統計や消費者物価を確認しながら方向性を決めるといった慌ただしい年はさらに少ないと言えます

ブラックアウト期間にはニックの記事を通じて市場と対話をして、意見変更の可能性を伝え、市場の反応を見る。一年を通じて行われてきました

今年最後のブラックアウト期間にニックが出した記事では

12月には利上げ幅を0.5%に減速するかもしれない。ターミナルレートは5%を超える可能性がある
2月の利上げ幅を0.5%にする議論もある
ターミナルレートを5%超えに持って行くには2通りの方法があって
①ドカンとあげて、行きすぎたと判断すればバーンと下げる
②じっくり上げて、高い金利をある程度維持する
今の所、パウエルは②寄り

こういった内容です。

記事後、金利高・株安・ドル高で反応してます

直近の雇用統計は強い数字でした。ただし回答数は半分くらいなので修正余地あり

消費者物価の数字次第で2月の利上げ幅も変わってくると思います


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