ラブコメが観たい気分♪映画「セットアップ ウソつきは恋のはじまり」
あらすじ
スポーツ記事サイト社長のアシスタントとして働くハーパー。上司のキルステンがオフィスを出るまで、帰ることができず、毎日夜遅くまで残業している。金融会社の鬼社長リチャードのアシスタントとして働くチャーリーも、深夜まで働き、恋人との時間さえ取れない日々が続いていた。
ある日、同じビルで働くハーパーとチャーリーが、上司の食事の手配の際に偶然出会う。自分たちが自由な時間を手に入れるために、２人の上司がカップルになるようにと計画を立てる。計画はうまくいくのか？
感想
よくあるラブコメだけど、最後の展開は少し予想外でした。何より、キルステン役がルーシー・リューだったのと、そのアシスタント、ハーパーの表情や仕草がかわいかった！ハーパー役を演じたのは、ゾーイ・ドゥイッチ。母親は「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に出演していた女優のリー・トンプソン。父は映画監督のハワード・ドゥイッチ。
２人のアシスタントが、ここまでして仕事に打ち込む理由は、上司に憧れて、その人たちのようになりたいから。どんなに理不尽な要求でも対応し、毎日必死に働く２人は、互いの大変さが分かる一番の理解者となっていく。同じような状況だからこそ、自分のイヤな面が鏡のように相手に映ることもあり、ひどい言葉を言ってしまったりもする。
でも、２人が本気で向き合い、いいところもイヤなところも見せていく様子がステキだなと思った。男性の登場人物を見ては、そういう男性いる！と思ったり、女性の登場人物を見ては、そういう経験ある！と思ったり。共感する部分が多い物語。ラブコメによくありがちで、先は読めるんだけど、気軽に楽しめてスカッとする映画。時には、感動して涙が出た場面もありました。
挿入歌もとても良くて、RnBやソウルが好きな人なら、きっと好きだと思います。映画を観終わった後、原題の「Think Like a Man」で検索し、spotifyで音楽を楽しみました。
スポーツ観戦
劇中に、野球観戦のシーンが出てくる。ハーパーはキルステンを誘い、チャーリーはリチャードを誘い、２人が近くの席になるよう仕向けた。２人の上司は連れが来ないので、隣に座って野球を観戦することにしました。アメリカのスポーツ観戦ではおなじみの、キスカム（kiss cam）。カメラが観客席のカップルらしき人々を捉え、画面に映った２人はキスをするというもの。
２人の上司も上記の写真のように、キスカムに捉えられ、困り果てます。以前には、スポーツ観戦中のオバマ元大統領夫妻も映されたことがあったようです。
まとめ
仕事ばかりの毎日で自由がない日々を送っていた２人が偶然出会ったことから、人生が大きく変わりました。仕事をしていて、このままでいいのか。でも、今まで頑張ってきたんだから、今辞めたらもったいない。そう思うこともあるかもしれません。そんなふうに仕事について考えたり、理想の相手ってどんな人なんだろうと考えさせられた映画でした。ラブコメが観たくなったら、この映画をお勧めします。
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