なぜこの絵は人の目に留まり、この絵は人の目を惹かなかったんだろう?のハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドポストカードコンペが終了し、+P17に出品する作品が決まりました。
このように応募作品を掲示し、利用者さんとスタッフ全員んで投票して決定しました。
シビアな話ですけれど、
絵のクオリティは高いのに票が入らなかったものと、技術的には未熟だけれど票が入ったものがありました。
秋田は不思議でした。
この絵、とても素敵なのに誰の目にも留まらなかった。
この絵は、不思議となんだか魅力的……。
女の子の絵が多くて、どれも素敵な作品です。
みんなそれぞれ力を込めて描き上げているのに、この違いはなんだろう。
自分ではよくわからないので、ほかのスタッフに意見を聞いてみました。
・・・
わかったような、わからなかったような。
残念ながら、どちらも入選にはならなかった作品なので、ここで公開することはできません。でもなんとなく、なんとなくだけどわかった気がします。
色や構図で、人の目を誘導することができる。
当たり前のことですよね。
でも、日々自由に絵を描いているときにどれだけ意識して描いているか?というと、どうでしょう?
日々のイラストの添削で、つど資料の絵を用意する手間を省くために映え作画という本を買いました。
この本の中では基本の他に構図やライティング、絵の密度等による視線誘導など、いかに映えさせるか?というテクニックがたくさん紹介されています。演出という表現が印象に残りました。
たしかにそういった視点で見ても、票が入った絵と入らなかった絵では違いがあることがわかります。
たとえば演出って、こういう意味です。
たしかに陰影や絵のメリハリに悩む利用者さん、多いんですよねぇ。
制作時、どこまで口を出すか。
利用者さんらしさを失わない程度に「映え」させるか?は指導員の腕の見せ所ですね。
と、ここまでハードルを上げておいて今回のビルドポストカードコンペ入選作の発表です!
投票をもとにした審査の結果、新作としてはこちらの4点を選出しました。
個性豊かなラインナップになりましたね。
実は応募時から少しレイアウトに手を加えさせていただいたものもあります。モトが悪いとか間違いではないのですけれど全体のバランスとか、商品として展開するにあたり、少しだけクオリティアップさせた感じです。
ポストカード販売イベント+Pは5枚または10枚で1ブースです。入選作は4枚。数が足りないですね?
実は、今回はスタッフも一緒にガチ参加の合同出店です。
スタッフ新作は、こちらの4点をご用意しました。
旧作2点を加えた10点で、オリジナルポストカード販売イベント+P17に参加します。
オリジナルポストカード販売イベント+P17にLipsumという名義で参加します。
よろしくお願いします♪
今回のヘッダーイラストは利用者のYOU(仮名)さん作です。夏らしくていいですね。
#みんなのフォトギャラリー に登録しますので、ご自由にお使いください。
いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。