アンガーマネジメントのハナシ

就労継続支援ビルドで土曜日に開催しているセミナーは、実はデザインに限ったことではありません。3/14は、【アンガーマネジメント】をテーマに実施しました。

アンガーマネジメント、就労支援機関はわりと積極的に取り入れているプログラムなので利用者の皆さんもご存じの方が多かったのですが、一度や二度で実行できるものではないので繰り返しが大切です。

今回は、

アンガーマネジメントがどんなものか知る。

他の人の感じ方を知る。

自分の感じ方を知る。

といったことが目的の内容でした。


実際に自分でイライラを感じたことを書きだしていただき、他の人はどう感じるのか?を怒りの尺度カードを使って確認してみました。

表情カード_アートボード 1

アンガーマネジメントをやっていていつも思うのですが、「そうは言っても許せないものは許せない」というところは、なかなか譲れないですよね。

今回やってみて、生きてきた長さや経験値で許せるものの範囲が広がっていくものなんだと改めて思いました。

自分は絶対に正しい。

自分は失敗しない。

と思っていると、他者も許しづらいですよね。ひいては怒りにつながりやすくなります。(怒りの正体は"べき"です)

他者を許すためにも自分を許すためにも、自分が絶対じゃないこととか、自分にも至らないことがあると認めることも大事なんだと思います。

次の機会では、アンガーマネジメントとセットで「怒りも含めて上手に伝える」ためのアサーションをテーマにしたセミナーを開催予定です。

いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。