動画編集者からYouTube独立まで🐽



おはブヒです🐖

ありがたいことにX(旧Twitter)のフォロワーが1000人を突破しました。
本当にありブヒです🐖ブヒブヒ

一つの節目として、今回は軽~い自己紹介もかねて、

🐷が副業で下請けの動画編集者から始めて、現在退職してYouTubeで独立するに至るまで

やってきたことをお話します。

学生時代どうだったとか、本当は自分語りもしてみたかったのですが、

今回は需要を優先して、「少しでも参考になれれば」と思うことだけを綴ります。

・今副業で動画編集やディレクター、サムネ作成、台本ライターをやっている
・今副業でYouTubeをやっている
・これから副業を始めたい
・将来独立したい

みたいな人に少しでも何か伝われば幸いです。

ゲーム実況に憧れてYouTube開始


独立する引き金となったのは「副業の動画編集」だったんですが、
実はその前にYouTubeでゲーム実況をやっていました。

(このチャンネルは収益化に2年かかりました。)

始めたきっかけは他の実況者ときっと同じでしょう。

🐽「ゲームしてお金貰えるとか最高じゃん」と思った
🐽目立ちたい

という至って純粋な理由です。

ゲームは得意でしたが、それ以外何も取り柄はありませんでした。

大学は一応名門と呼ばれる早稲田大学(教育学部)でしたが、3度留年しました。

浪人ではなく留年です。

つまり、卒業までに7年かかりました。

終活は20社くらい受けましたが内定は1つも出ず。

留年期間に教員免許を取得したのでなんとか中高一貫の男子校で非常勤の講師として雇ってもらえました。

「非常勤の講師」って何?て感じだと思いますが、

担任とか持たずに授業だけやってる先生って学校にいませんでした?

アレです。

職場の規定にもよりますが、特に会議とか参加せず、1日3~4個の授業をやったら即帰宅できる環境でした。

そのため、時間だけは結構あり

「人生を楽しくしたいな」と思ってゲーム実況を始めた感じです。

ちなみに学生時代も時間は死ぬほどありましたが、休日は

朝:ノンストップ(朝の帯番組)
昼:ヒルナンデス(昼の帯番組)
夕方:ミヤネ屋(夕方の帯番組)

を、モンストをやりながら見て過ごす。
そしてその後は塾講師のバイト

みたいなつまらない生活を送っていました。
ちなみに、当時は4つ年上の彼女(今の妻)と同棲していました。

で、社会人になりゲーム実況を始めたんですが、

実はゲーム実況って1つ特殊な機材が必要なんですよね。

NintendoSwitchをPCに接続する機械が必要で、それが3万円ほどしました。

当時貧乏でしたが、何のためらいもなくAmazonでポチ。

て感じで初めたゲーム実況。

何もわからないけど、何か面白そうな企画して友達とプレイ撮影。

安い編集ソフトFilmoraで20時間くらいかけて編集。

で、できた動画のサムネがこちら。

何これwww

誰得の動画やねんwって感じですよね。

動画はこちらにあるので、興味ある方は見てみてください。

こんな感じで、動画を投稿し続けてたんですが、

再生数は当然10回もいかず。

みたいなのが半年以上続きました。

登録者は1年かけてやっと100人くらいにはなったでしょうか。

そこから収益化に向けて本格的に動き出し、その後の1年でなんとか登録者1000人達成し収益化しました。

その間にやったことを今から書きますが、絶対にマネしないでください。

・毎日3時間以上のライブ配信
・ライブ配信ではひたすら視聴者とスマブラ対戦
・TikTokに自分のチャンネルの切り抜き投稿&宣伝
・TwitterでYouTube宣伝しまくる

ライブ配信を3時間以上やるとだいたい3人くらい登録してくれるんですよね。

それを1年間ほぼ休むことなく毎日やり続けたので、力技で1000人に到達しました。

で、収益化して初月の収益は1.5万円くらい。

今思えば超少ないですが、自分のスキルで生み出した売り上げというのはメチャメチャ嬉しかったです。

が、これは視聴者がお祝いで投げてくれたスパチャ(投げ銭)。

その翌月からは1000~2000円というのが続きました。

登録者1000人いても動画の再生数は100回程度だし。

そこで気づいたんです。

自分のチャンネル、実は死んでない?

「チャンネルが死ぬ」というのは簡単に言うと

登録者の層がバラバラで、何を投稿しても大して見てもらえない状態のことです。

気付いたというか、目を背けていた現実をようやく直視し始めました。

そして、一旦ゲーム実況の夢は諦めて動画編集を受注して稼いでみようと決めたんです。

「だって、やった仕事に比例してお金もらえる方が確実じゃん!」
と思ったので。

自分のやりたいことを諦めるのは辛かったですが、何か新しいことにも挑戦してみたいなとも思い、クラウドワークスに登録しました。

時給100円の動画編集


知っている方も多いと思いますが、クラウドワークスっていうのは、たくさんのお仕事が募集されていて、そこに応募
→採用されたら仕事→納品して報酬を受けとる

ということがネット上で完結するサイトのことです。

ただ、異常に金額の低い案件がほとんどです。

🐷が最初に貰った編集の仕事は、有名ゲーム実況者のライブ配信の切り抜き編集でした。

・ライブ動画(元素材)は2~4時間
・そこから10分程度に切り抜き
・フルテロップ
・BGMやSEの挿入
・サムネイルもセットで作成
・これを毎日1本作成

これで報酬はいくらだったと思いますか?

1000円です。

桁も間違っていません。

1,000円です。

編集自体も慣れていなかったので、編集には10時間ほどかかり、

時給換算で100円でした。

「まあ初めはこんなもんかぁ」とやっていましたが、当時の鈍感さを自分でも褒めてやりたいです。

この時は確か、2020年の秋。

当時の彼女(今の妻)と結婚することが決まった頃です。

時給50円のディレクター(笑)


そんな中、とある情報を入手しました。

どうやら、「自分で編集するのではなく、報酬を中抜きして他の編集者にやって貰った方が自分で作業せずに稼げるぞ」

こうして🐷が初めてのがディレクター(笑)です。

中抜きという言い方をしましたが、ちゃんと品質を担保すればそれは素晴らしいディレクターです。

でも私がやっていたのはただ中抜きするディレクターごっこ、通称ディレクター(笑)です。※名付け親は🐷

とはいえ、マニュアルは真面目に作りました。

スプレッドシートに
・フォントサイズ
・カットの仕方
・編集画面のスクショ
を記載し、編集者に渡していました。

そこは良かったのですが、一番ヤバかったのが案件の内容です。

先ほど1000円の切り抜き動画のお仕事ありましたよね?

「おいおい、ちょっと待てよ?」と思っている方、正解です。

🐷は1000円の過酷な案件を800円で他の編集者に振っていました。

もう一度お晒しますが、内容はこれです↓

・ライブ動画(元素材)は2~4時間
・そこから10分程度に切り抜き
・フルテロップ
・BGMやSEの挿入
・サムネイルもセットで作成
・これを毎日1本作成

当時はまさに「動画編集稼げるぜ!」と流行り出したとき。

動画編集初心者はゴロゴロいて、こんな恐ろしい単価の案件でもTwitterで募集すればそれなりに応募があったんです。

今考えると完全にバグった世界です。

で、どうなったか。

当然うまくいきません。

・編集クオリティはゴミ(🐷がゴミだったから)
・納期1時間前に辞退の連絡
・納期過ぎても連絡が途絶える

これが当たり前のように起きていました。

1日1本のノルマを達成しなきゃいけないので、結局🐷が徹夜で編集する日もありました。

結果、工数は通常の倍くらいかかり時給50円程度。

そりゃそうです。

クラウドワークスで月利30万円達成


その1000円の案件は結局辞めましたが、
懲りずにディレクターは続けました。

それが2021年の春頃

クラウドワークスで少しでも良い案件をとって、許可をもらいつつ他の編集者に外注。

少しでも良いとはいっても1本3000円~6000円の案件です。

中には台本をディレクション(笑)してるものもありました。

(ディレクションというより、もはやただの仲介屋)

動画や台本をディレクション(笑)しつつ、自分でもいくつか編集していました。

この時副業月収は5万円くらい。

それまでが1万円くらいだったのでちょっと成長しました。

当時は非常勤講師ではなく、常勤の教員になっていてクラス担任や部活顧問時間もあり普通にフルタイム勤務だったので時間もなかったです。

そのため、

・朝の通勤前
・通勤電車
・本業の休み時間
・退勤後

本業以外の時間は全て注ぎました。

ディレクションもやっていたとはいえ、さすがに品質担保をしなければ人生オワルと思っていたので

6000円の案件も5000円だったり、なんなら中抜きせずに100%報酬を外注先に支払っている案件もありました。

なんならクラウドワークスの手数料とかも考えると赤字です。
(なぜそんなことしたかは、この後わかります。)

そんな感じで2021年春~夏は月5万円のお小遣いを稼いでいたのですが、

夏頃に状況が一気に変わりました。

とある台本を依頼してくださっているクライアントからこんなメッセージが来ました。

「ぶひこさん、台本のクオリティが高いのでよかったら動画も合わせてお願いできませんか? 外注費込みで1本1.5万円でどうでしょうか。」

クライアント

事前に「動画編集もできます」と伝えていたのでこのような依頼が来たんです。

ディレクター(笑)を卒業してディレクターになった瞬間です。

めちゃめちゃ嬉しかったです。

🐷が中抜き無しで外注していたのは、少しでも品質を担保して信頼を得るためでした。

それが報われたということ。

ですが私はこのまま受けることはせず、こう言いました。

「でしたら、企画・サムネ・動画・台本・投稿の全てを代行するので1本2万円でいかがでしょうか」

🐷


クライアントの返信はこうです

「ちょうど企画してくれる方も探していたので是非お願いします。ですが予算的に2万円は難しいので、動画の分数×1000円でどうでしょうか」

クライアント

当時の🐷からしたらダメ元の打診だったので十分ありがたい話でした。

動画の分数は15~20分で依頼されていたので、交渉の成果もありました。

しかも「毎日投稿」のチャンネルだったので収入は爆上がりです。

ところが大きな問題が1つ。

「🐷が企画したところで本当にチャンネルは伸びるのか」

そもそも🐷の実力がYouTubeに通用する保証もありません。

2年かけてゲーム実況チャンネルを収益化した実績しかないわけです。

しかもやり方も超邪道。

「赤字が続いたら契約終了」となることはわかっていたのでかなり慎重にやりました。

で、とりあえず10本くらい投稿したのですが、運よく爆伸びしました。

依頼されたときの登録者が約5000人。

ですが投稿動画は簡単に2万、3万と伸び続け、初月からクライアントの黒字を実現しました。

ですが、これは本当にラッキーだっただけです。

ジャンル的にも競合は少なく、本当に流行る直前のタイミングだったので。

他の案件も自力でこなしていたこともあり、こんな感じでなんとか副業で月収30万円を達成しました。

年収1000万円達成


ここで気付いたんです。

「企画~投稿までまとめて代行するって、結構需要あるんだな」と。

てことで、クラウドワークスで営業をかけました。

営業とはいっても、リクエストで動画変種依頼が来たクライアントに対して
「全部まとめてやりますよ」と提案するくらいでした。

※クラウドワークスには発注者から受注者に仕事のリクエストをお送る機能があります

提案内容は全部同じで

「企画~投稿まで全てやるので分数×1,000円でどうでしょうか」

🐷

というもの。

本当にラッキーでした。

この提案が2連続で通ったんです。

週2本投稿のチャンネルやら週1投稿のチャンネルやら。

とんとん拍子で進んでいきいつの間にかクラウドワークスだけで月利80万円を達成していました。

当時は教員としても平均月収が40万円ほどあったので、28歳にして年収は1000万を超えました。

収入が減る


2022年の夏頃までは調子よくこの状態が続いたのですが、

全てのチャンネルがうまくいったわけではありません。

当時の🐷も、所詮ラッキーパンチで1回うまくいき、その流れで仕事を頂いただけ。

追加の案件はどのチャンネルも立ち上げからディレクションしたんですが、

収益化までは達成したものの、その後の収益が伸びずクライアントが赤字

なんてこともありました。

そのため契約が次々と終了し、2022年春時点で残りの契約数は1件だけとなったんです。

それでも教員もやっていたし、初めてディレクションを任された一番大きいチャンネルは順調でした。

なので、生活は困らなかったのですが、正直あせりました。

というのも当時は独立を見据えて動き出していたので、常勤の教員をやめてまた非常勤にシフトしていたころ。

さらには妻は妊娠していて、子供も生まれる予定。

ここで気付いたんです

「自分のチャンネルも作れるようにならないとマズい」と。

自チャンネルやら運用代行やら


で、自分のチャンネルを作ろうということで教材を10万円分くらい買い、

その教材を基に穴場ジャンルをリサーチ→自分がディレクターとなって運営

みたいなチャンネルを2つ作りました。

教材が非常に質の良いものだったため、ありがたくも2チャンネルとも収益化。

どちらも投稿本数は10本もいかないうちに収益化しました。

中には100万回再生もポンと出ました。

そしてその傍ら始めたのが運用代行。

実はこのとき始めたのはTikTokの運用代行です。

ゲーム実況時代にTikTokで結構バズっていたので、その経験が活きるかなと思って始めました。

とはいっても営業とかはせず、行きつけの歯医者さんがやりたいと言っていたのでたまたま話の流れで引き受けただけです。

この案件は月20万円くらいで受けました。

結局、運用代行や自チャンネルの収益化で、2022年も年収1000万円をキープしていたんですが、、

収入が減る


新設してバズった自分のチャンネル。

月30万円以上の利益があったんですが、一時のブームに終わりました笑

🐷の実力不足ですが、何を投稿しても伸びなくなったんです。

そして、引き受けていた歯医者さんのTikTok運用代行

歯医者さん側で仲介してくれていた女性スタッフと色々揉めて契約終了となりました(詳細はいつかお話します)

そんな感じでまた振り出しに戻ったわけなんですが、そんなとき、ベビーが誕生しました。

でも収入は減った状態。

ベビーも生まれ、ミュージカル女優をやっている妻は舞台に復帰するとのことだったし、

正直🐷も独立する気まんまんで電車通勤に限界を感じていたので、懲りずにYouTubeを続けました。

※当時の職場は自宅から一駅

独立→チャンネル全部死にそう


結局YouTubeチャンネルを新たに立ち上げる等でやりくりして、今はなんとか生きています。

ところが2023年になってから、色々なチャンネルの収益がガタ落ちしました。

🐷のチャンネルだけではありません。

世間では結構多くのチャンネルが一斉に没落していたようです。

これまで通用していた薄っぺらい表面上のノウハウが通用しなくなった感じ。

調子に乗ってタワマンに引っ越してきた矢先にこの状況。

結構不安が募りました。

が、めげずに勉強しました。

・サムネ・台本の改善
・新しいジャンルへの参入
・ディレクターや編集者の教育

ここに全てをささげ、今はなんとかV字回復しています。

生きた情報発信


この経験を経て気付いたんです。

薄っぺらいノウハウはすぐ淘汰されると。

🐷も編集者時代からこれまで、教材や情報に100万円近い金額を投資しました。

10万円近く使って収益化できずに終わったチャンネルもあります。

そういった情報を駆使しても、落ちるときは落ちるんですよね。

ただ勘違いしないでいただきたいのは、情報の質が悪かったわけではありません。

🐷がその情報の本質を見抜けていなかっただけ。

チャンネルをなんとか立て直して、「あの教材の意味はこういうことだったのか」と気付かされたことが多くありました。

教材や情報って文字で読むことが多いので、こういう時差付きで学んだりもするんですよね。

でもそれに気づけたからこそ、今はなんとか妻と娘とそれなりに多くの時間を一緒に過ごせているし、

自分と妻の両親にも少しずつ恩返しができています。

毎週孫の顔を見せてあげられるし、色んな所に出かけられています。

そこで最近、🐷のこの経験を同じ境遇の人にも伝えられないかなと思ったんです。

・副業で動画編集やYouTubeをやってる
・家族のために頑張るパパやママ
・独立して家族との時間を充実させたい

こういった人たちのために、スグに通用しなくなる表面的なものでなく生きた情報を届けたいなと。

既に素晴らしい情報を発信している人はたくさんいるんですが、🐷にしかできない発信があります。

もちろん、まだまだ発展途上ですが、アウトプットする場があると🐷も常に成長しようと思えます。

今後は独りでなく、仲間も集めてYouTube以外にも色々なことに挑戦したいと思っています。

その詳細は随時発信していきますが、是非今後も皆様と一緒に駆け抜け続けていきたい。

だから、少しでも🐷のYouTubeや副業に関する知見が気になる人は直接連絡してきてください。

🐷の固定ツイートのリンクから自由にメッセージを送れます。

幸い最近は少し時間があるので、24時間以内には返答します。

そして、もしよろしければこの記事の感想を、こちらの引用RTにて送っていただけると、大変励みになります。


https://twitter.com/buhikoYT/status/1694167442002784343?s=20


長い文章を読んでいただきありがとうございました。

引き続きよろしくおねブヒです🐖ブヒブヒ



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