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注目銘柄!MonotaRO(3064 )企業価値分析
企業概要
間接資材のEコマース(BtoB)会社、国内最大手。
インターネット・カタログにより工場・工事用、自動車整備用商品、建築資材、事務用品等の間接資材を国内外の中小製造業を中心とした顧客にネット販売。
米間接資材大手Grainger Internationalの子会社。
製造業・自動車整備業・工事業などの中小法人(登録口座数900万)にEコマースを利用したネット販売にて各種工事業関連用品・事務用品を販売(2200万点の品揃え、在庫商品60万点)。
プライベート商品(34万点)、大企業向け購買管理システム連携、大企業向け間接資材「モノタロウ集中購買サービス」、中国市場(2018年事業開始)に注力。
海外は中国・韓国・インドネシアでビジネス、アメリカ・欧州・中国・インド市場は親会社のGrainger社へ卸売・コンサルティング等のサービス提供。
2013年韓国市場に進出。2014年新物流センター稼働。2015年医療・介護用品専門モールを開設。
ROIC
23.64%
<ROIC>
投下資本(営業)利益率。企業が事業活動のために投じた資本を使って、どれだけ効率的に利益を生み出したかを示す指標。Return On Invested Capitalの略。
ポイント
販売商品の特長 ⠂種類は多岐にわたり、顧客にとっては価格よりも利便性が重要
主な顧客層 ⠂製造業、建設・工事業、自動車関連等(中小企業が中心顧客)業種別内訳では製造業 34%、建設業・工事業19%、自動車関連11%。
市場規模 ⠂5~10兆円
経営戦略 ⠂インターネットを活用して規模の経済を実現し、幅広い商材と高い検索性で差別化する。
累積する受注・顧客データベースを整備分析したマーケティングで顧客を囲い込む。
ソフト開発からコンテンツ制作までの多くを自社で行うことで高い生産性を実現する。
取扱品目の拡大も。利益率の高いPB商品の積極的な推進、農業・園芸用品、厨房・キッチン用品、医療介護用品など取扱カテゴリーも順次広げる。
販売チャネルの拡大として、3600社を超える大企業と連携。大企業向けの購買プ ラットフォームを構築して大企業への間接資材販売も強化。
海外展開も。韓国および東南アジア向けに販売サイトを開設。16年7月にはインドネシアのEコマース事業の株式を51%取得。18年2月に子会社を設立した中国は20年9月に清算を決定。代わりにインドで事業展開を始めた。
同社の通販ビジネスのノウハウを提供する海外コンサル事業も米国に続きドイツでも開始、ロイヤリティ収入の計上という形で貢献し始めている。
売上・口座登録者数推移
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新規顧客は月10万件ペースで増!
登録口座数(登録無料)は2024年3月末で約935万口座。
業績推移
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営業利益 10年平均成長率 23.2%!
営業利益の増減要因分析
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キャッシュフロー推移
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フリーキャッシュフローは企業価値の源泉!
フリーキャッシュフロー(FCF)とは、企業が日々の運営と投資活動の後に残るキャッシュ(現金及び現金同等物)を示すもの。フリーCF=営業CF-投資CF
物流センター増設など設備投資も積極的
投資CFも大きいが、営業CFの増加に伴い、フリーCF増加
キャッシュフロー詳細
![](https://assets.st-note.com/img/1718940004822-sreW6AfUoM.png?width=800)
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