鉱石の道を辿って (1)

姫路から播但地域を北上し、生野までの「銀の馬車道」、さらに内陸へと続く「鉱石の道」を辿った旅の記録。


朝の姫路駅からスタート。
姫路城と反対側の駅舎は初めて見た。


播但連絡道をひた走り、市川町の市川SAで休憩。

高速道路はやや高い位置を通っており、古の道が走っていたであろう田園風景が眼下に広がる。
銀の馬車道はこのあたりで既に中盤に差しかかっている。途中にあるいくつかの町はスルーしたが、古い町並みも所々に残っているらしい。

少し進んで神河町に入り、道の駅へ。

その名も「道の駅 銀の馬車道 神河」。
割と新しい道の駅のようで、銀の馬車道に関する観光情報を入手できる。


この道の駅の近くに、往時を偲ばせる遺構がある。

この場所には馬車が往来していた頃に見られた、小石や土を固めて基礎を造った「マカダム式舗装」が現存している。

一見何の変哲もない未舗装路だが、言われてみれば普通の畦道よりは平坦で、馬車が走りやすくなっている。荷車を牽いた馬が走る姿を想像しながら歩いてみた。

この後さらに北上して生野の町に向かった。
短くなってしまったが、きりが良いので今回はここまでとさせてください。

【新規訪問】
兵庫県 市川町
兵庫県 神河町

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