見出し画像

大人の立場 上か下か真ん中か

子どもと接するとき、どういう立ち位置でいるでしょうか。
山登りで例えて考えてみます。

上から

山登りをしているとします。
先に登って「こっちだよ」と招くようなスタンス。
大きな岩場で上から手をとってぐっと引っ張ってあげる感じ。
導く、教える、という立場。
子どもから見ると、目標になったり、お手本になったりして、尊敬する対象になることと思います。

やり方によっては、高圧的になってしまい、やらされてると感じてしまうかも。

下から

大きな段差があったとき、下から押してあげる感じ。
支える、支援する、応援する、という立場。
子どもは自分で登った感が持て、達成感を味わえ、支えに対する信頼感を持つことができます。

必要以上に支えを用意してしまうと、過干渉になるかも知れません。

真ん中

一緒に道を歩くスタンス。
同じ方向を向いているので見える景色も似ているでしょう。
共に取り組む・共同するという立場。
子どもは同じことに笑ったり頑張ったりする大人がそばにいると、安心感を持つことができます。

共感だけでは、目標を持てないかも知れません。

どの立場が大切か

どの立場もそれぞれ大切な役割があると思います。
どれか一つに偏らず、その状況によって選択していけたらいいと思います。
きっと自然に選択しているのではないでしょうか。
自分はこの立場が多いな、と振り返ってみるのも面白いかも知れません。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?