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子育て 遠くを見たり、近くを見たり

遠くを見る

子どもが生まれたとき、どんなことを思ったでしょう。
「元気に育ってほしい」「幸せに暮らしてほしい」など、少し遠く(時間的に)を見つめたのではないでしょうか。
子育てをしてると、日々の忙しさに追われ、遠くを見ることを忘れがちです。
どんなおじいちゃんおばあちゃんになって欲しいですか。
どんな親になって欲しいですか。我が子が親になったとき、我が孫にどう接して欲しいですか。
我が子に、我が孫に対して行って欲しいことを、今、自分が我が子にすれば良いのです。

目の前に大きな試練があるとき、焦ったり周りが見えにくくなったりします。
そんなとき、遠くの方を見ると道が見えるかも知れません。
幸せになる道はたくさんあります。
試合に負けたり、試験で失敗したり。思った学校に行けなかったり、就職できなかったり。
「大丈夫、道はたくさんあるよ」と示すことができたら、安心して進むことができます。

近くを見る

逆に近くを見た方がいいこともあります。
それは、日々の成長です。
生まれたばかりの頃は「ああ笑った」「手を動かした」など、ほんの少しの成長にも気づき喜びます。
大きくなると、なかなか日々の成長に目がいかなくなります。
できてないことにはあんなに目が行くのに、不思議ですね。
「昨日より手洗いが上手になった」「今日の文字は力強いな」「ご飯こぼさなくなったね」
なだらかに成長することもあれば、ぽんっと階段状に成長することもあります。
体の成長も心の成長も頭の成長も近くで発見できるのは親の特権です。
小さな成長を発見し、認め、子どもと一緒に喜べたら
とても幸せですね。


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