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きっと禁止されてるけど、させたい遊び

子どもは遊びから沢山のことを学びます。
そして生きる力をつけていきます。
しかし、残念なことに昔と比べると、今は沢山の遊びが禁止されています。
そのため、危険予知の力や先を見通す力など育ちにくくなっていると思います。
子どもたちにこんなことさせてあげたいなあ、と思う遊びを書きます。

木登り

校庭や公園にちょうどいい枝っぷりの木を見つけると登っていました。
見た目には登りやすそうでも、実際に登ると幅が遠くて届かなかったり、細くて揺れたりなかなか思い通りにはいきませんでした。
でも、上の方の枝から眺める景色は最高です。
ところが、いざ降りようとすると降りられない。
それでもどうにかして降りるしかないのです。
そして、次からは降りることも考えながら登るようになります。
握力や調整力など体が鍛えらっるだけでなく、先を見通す力もつきそうです。
そして、なんと行っても達成感・爽快感が得られます。

塀の上歩き

猫みたいに塀の上を歩いて裏道を通ります。
日頃見ている景色とは違う秘密の通路です。
他人の家の塀を歩いても怒られたことはありませんでした。
今なら通報されそうです。
バランス力はついたと思います。

崖よじ登り

木登りと同じです。
どんだけ登るの好きなんやって感じですが。
木登りよりもやりやすいですが、斜面の角度や足場に気をつけて登ります。
これも降りる時が大変でした。

高いところからジャンプ

階段の何段目から飛べるか競い合います。
ブランコを高く漕いでどこまで飛べるかとか。
自分の力を見誤ると怪我をしてしまいます。
どの危険な遊びもそうですが、自分の能力を分析して行います。
このぐらいならできる、これ以上で怪我をする、ということを自分で判断する力がつきます。
それを大人が勝手に決めるので、自分で判断できず、大怪我につながるのではないでしょうか。

川遊び

近くに小川があり、よくじゃぶじゃぶ遊んでいました。
メダカや小魚がいました。
岸辺には数珠が生えていて、実をとってお手玉に入れていました。
数珠を取ろうとしてドブに落ちたこともありました。
「春の小川」はサラサラ流れていました。

蓮華つみ

春になると田んぼが蓮華草畑になりました。
そのころは自由に入ってみんな蓮華を摘みました。
蜜を吸ったり、冠を作ったり。
たまに白い蓮華を見つけるとラッキーな気持ちになりました。

高ーい竹馬

塀の上から乗ります。
巨人になったような気持ちになれました。

馬乗り・おしくらまんじゅう

人の上に乗ったり、ちょっとぐらい痛かったりの遊びは沢山ありました。
これ以上すると痛い、怪我をする、ということを体を通して学びます。


一体いつの時代?どんな田舎?って感じですが、
ちびまる子ちゃんの時代です。
そんなに田舎でもなかったですが、自然も空き地も残っていました。
世の中は今より寛容で、
けがは自分の責任でした。
これから世の中が昔のように戻っていくとは思えませんが、
子どもの遊びは狭まってほしくないなと願っています。
自由に楽しく沢山遊んで欲しいです。
それが未来の素敵な日本につながる気がします。
学校の授業時数を増やすよりいい未来につながるのでは、と思います。









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