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絵本📗のような実話🥰 迷信?を信じる子供達のちょっと可笑しくて、純粋で単純で、、、👂
皆さんも、子供の頃に、たんぽぽの綿毛に息をふぅっと吹きかけて 白いフワフワの綿毛を空に向かって飛ばすことを、無心に繰り返し繰り返し、楽しんだ思い出はありませんか?、、、例の迷信?もご存知ですよね?
その迷信を信じて疑わない純粋な子供達の行動が、なんとも可笑しくて、単純で、可愛くて、今更ながら、私が心から「微笑ましいな」と思い返すことのできるエピソードのひとつです。
記憶が曖昧な所は、ほんのすこしだけ脚色しました。
では、、、、、、超短編の物語調にいきますねー🍇
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咲羅は👧🏻、幼稚園に通っている女の子。
咲羅には、3つ年の離れた小学生のお兄さん👦🏻がいます。
学校が終わると、近所の空き地に、お兄さんと、お兄さ
んのお友達が複数集まってきて、毎日のように草野球⚾️
をして遊ぶのが日課です。(昔って、子供の数も多くて、こんな感じでしたよね?)
咲羅は、お兄さん達が、「リー、リー、リー!」と大声
を出しながら、草野球をしている様子を、今日も空き地
のすぐ横で、静かにしゃがんで、眺めて👀いました。
、、、と、そんな時、、、咲羅は見つけました!
そこらここらに咲いている
キラキラ✨輝く「たんぽぼの綿毛」を!
「わぁ!」
「ふぅー」
「ふぅー」
「ふぅー」
ふわふわの綿毛たちが、
お空に向かって 飛び広がっていきます!
咲羅は たんぽぽの綿毛の茎を
いっぽんぬいては、「ふぅー」
また いっぽんぬいては 「ふぅー」
またまた いっぽんぬいては 「ふぅー」、、、
たのしくて たのしくて たのしくて
もう とまりません!
、、、たちまち 咲羅は たんぽぽの綿毛に
つつまれていました。
、、、と、そんなとき バッターボックスに立っていた
咲羅のお兄さんが そのようすに気づき
咲羅に駆け寄ってくるやいなや、
「耳👂が聞こえなくなるじゃないか!!」😠😠😠
と、咲羅の背後から咲羅の両耳を自分の両手でギュっ!
と、ふさぎながら言いました。(この段階で二人連なっている姿を想像しておいて下さい😎)
、、、、、お兄さんは咲羅の耳を守ったことで、一瞬は
安堵したものの、咲羅はそんな心配おかまいなし😏
この二人はふわふわの綿毛に包まれています😓
、、、と、今度は、むき出しになっている自分
の両耳が急にに心配になった咲羅のお兄さんが、
振り向きながら、なかまにむかって、
「おーい、だれか だれかー
ぼくの耳👂、ぼくの耳ー👂、ふさぎにきてくれー😰」
と、大声で叫びました📣
、、、すると、ファーストをまもっていたお友達(ファースト君とします)
が、咲羅とお兄さんのところにすぐさま駆け寄り、今度
は咲羅のお兄さんの両耳をお兄さんの背後から自分の両
手でふさぎました。(この段階で三人連なっている姿を想像しておいて下さい😎)
と、、、今度は、そのファースト君が、むき出しになっ
ている自分の両耳👂のことが急に心配になり、
「おーい、だれか だれかー📣
ぼくの耳👂ぼくのみみー👂、ふさいでおくれー😭」と
叫びました。
、、、すると今度は、セカンドを守っていたセカンド君
がやってきて、ファースト君の両耳を、ふさいであげま
した。(この段階で四人連なっている姿を思い描いて下さい😎)
すると今度は、セカンド君が自分の耳👂が不安になり、
「僕の耳👂ふさいでー📢😰」となり、お次はサード君
がやってきて、サード君の次はショート君がやってきて
、、、、😵💫😵💫😵💫
と、まぁ、あらあら、、、こんな感じで、咲羅ちゃんを
先頭にして、つぎつぎに、草野球のなかまが、なかまの
耳👂をふさぎにくる事でたちまち一列に連なり🚃🚃🚃
とうとう最後の一人、、、レフト君がやってきて、
最後尾の仲間の耳をふさいであげたんだけど、
「ぼくのみみ👂は、いったいだれが、、、😵😵😵」
となり、、、、、、
、、、きょとんとして、ふぅふぅをやめた咲羅ちゃんは
かがんだレフト君の耳👂をふさいであげました😎
最後には、まんまるのわ🙆♀️ができて、真っ赤な夕暮れ時
の空き地には、みんなの笑い声が大きく響き渡っていました。、、、、、、、一件落着です😵💫😵💫😵💫
おしまい
作 ぶどう🍇
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