小説を書いてて考えてしまうこと

一人称は読み手に感情移入をさせるのが得意としております。
そのためにはまず、この話は一人称であるという説明が必要です。
こいつが主人公で、こんな状況で、こういう奴で、何してるかというと的なそういうアレ。
ここで例えば、

「俺は、小南葡萄!noteで食っていきたいと思ってるんだけど、いいネタが浮かばないんだよなあ。俺は怠惰で、寝ることが趣味。印税で暮らしたいと思ってるんだけど、そうとはいかないよね。もう九
9時だし、風呂でもはいるかあ」

みたいなこと言い出したら感情移入なんて難しいに決まってます。無理やり理解してあげることはできても、まず思うのは急に何言ってんだこいつって感じです。それよりも

「何書こうかな…」
パソコンと睨めっこをしながら、キーボードを抑えるが押すことはせず、ただ、はぁ。と情けないため息をついてしまう。ふと画面右上の時計を見ると21時と書いてあり、その反動で浴室の方を見る。いやいや、書かなくては。
ブロガーとして売れてみたいとは思うが、何も思いつかないし、思わずあくびをしてしまう。そんな自分に呆れて、肩を落とす。こんな熱量だから食っていけないのだ。
でもやっぱり、先に風呂入ろうかな。その後でもかけるでしょ。
また自分に甘えて、とうとうパソコンを閉じ、風呂に入る準備を始めてしまった。

こっちの方が、なんか、よくない?!

文字で性格も出るし、説明できるところは自然に説明してやりたいこととかを書いていける!でも難しいのが語彙。難しい語彙は使えるとかっこいいし何しろ含みのある言葉は小説の質に大きく影響する。でも、分かりやすい方が誰にでも親しみやすいし、分かりやすいのにミステリーが隠れていたらかっこいいよね。そうだよね。わかる。
例えばライターを押し込んで火花を散らし、消す。
消すって言ってもいいけど、
ライターに押し返され、一緒に火も消えてしまった。
って言った方が、力無い人なのかな?とは思うけどかっこよくない?
って思ったりするんですけど、これって小説家レベルどんくらいなんでしょうね。53万の人に聞いてみたい。
少し話変わったけど、こういう基礎能力があった上で、ストーリー自体とか運び方がうまい人が売れていくんだろうなと思ったりしました。
チャンスがもしも与えられた時に、そのチャンスを取り逃がさないように、
日々鍛錬を続けていきたいですね。

引き伸ばしてここまでかけた!もう9時だし、風呂でも入るかあ!


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