問題解決は現実を直視する所から始まる

仏教で教えられる4つの真理を四聖諦という。
諦とは諦かに観る。
欲目も都合もなしにそのままに見るということ。

人生を正見すればそれは苦しみが充満している。
それが苦諦。

やりたいことやったら結構楽しいのでは。
自由になろうとするほどに不自由にぶつかる。
私のやりたいようにやる。
やくざとぶつかる。
赤信号でわたったら車にぶつかる。
言いたいようにいっていたらみんなに嫌われる。
使いたいように使っていたらカード破産。
ほしいままにとっていたら万引きで刑務所。

不自由極まりないところ。
娑婆世界。
堪忍土。
丸太の両方から渡っているようなもの。

いやあ、でも結構楽しそうにやっていますよ。
それは人のことで、他人の芝は青く見える。
自分は幸せとは思えない。
だから他人をうらやましがって色々なものを求めている。

ただ見れば何の苦もなき水鳥の
足にひまなき我が思いかな
(水戸光圀)

水戸黄門。
いつみても晴れ。
いつもいい温度の日ばかり。
大雨でずぶぬれの黄門さんみたことない。

サザエさんも同じ。
本当は、黄門さん、持病がたくさんあったかもしれない。
水鳥も水面下で一生懸命かいている。

85歳のおばあさん、一つも苦しいことないです。
聞いて見ると、家で30年、嫁と話したことなかった。

幸せになるには、現実逃避やごまかしはだめ。
まずこの世の現実を直視しなければならない。
そこからがスタート。



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