夢の世界にご招待

今日は夢の世界にご招待しましょう。

人生過ぎ去ってみれば夢のようだとよく言われます。
おじいちゃんとか、振り返ったら、夢のようだ、という。
本当に存在したのか、本当にあったことなのか、全く証明できない。
昨日の夢と10年前の記憶と、どちらが現実味を帯びているか、といえば、昨日
見た夢の方が克明だったりする。
10年もたつと一昔で、思いでもセピア色にそまってしまう。
夢かうつつか、とよくいわれるが、本当にそうなってしまう。

昔、中国の話で「一炊の夢」というものがあった。
邯鄲の夢ともいわれる。

盧生といわれる若者が、一旗揚げようと思って都に行く途中、
喫茶店でであったおじいさんに、夢の叶う枕をもらう。
それで寝ると、きらびやかな一生を送ることができたけど、
目が覚めると、まだ注文の品が来ていなかったという話。
くわしいことは、酔生夢死、邯鄲の夢に書いてある。

人生は実は実は夢みたいなものなんだよ、ということを昔の人は教えている。


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