手段と目的を間違えるな!

手段が何で目的が何か、
これをしっかり知っていなければなりません。

『7つの習慣』というスティーブン・コビーという人が書いた本があります。
全国で30カ国語に翻訳され、1500万部の売上を出したおばけ本。

あの元大統領のビル・クリントンも絶賛しているし、
トヨタの会長も大絶賛して、社員全員に読め、と勧めている。

この本は成功者を分析し、成功者の持つ共通した「7つの習慣」が書かれている。
その中に
"Begin with the end in mind".
という習慣があります。

英語を聞いたらジンマシンが起きる人もあるかも知れませんが、
これは、Begin
「始めなさい」ということです。

命令形。
in mind「心に」
with the end
このendは単なる終わり、最後でなく、最終的な目的、ということです。

つまり、目的を持ってから、ことを始めなさい、といわれているのです。
あなた達、20歳くらいだと思いますが、人生80年といわれる半分が40歳、
そのまた半分が20歳ですから、まさに今が始める時です。
人生のbeginning
いままでどちらかといったら、レールの上を歩かされていたような人生だったのが、これから自分の足で進み出す、大事なスタート地点にいるのです。

そんな時、まあとにかく歩かねばと目的地も考えずに歩いていたのでは失敗します。
目的があってこそ、毎日に張りが出る。
充実できる。
目的なく、ただ何となくでは、張りがない。
充実できないのです。
人生も、目的あってこそ、充実できる、ひいいてはこれからの将来、
ずっと充実した素晴らしい幸せな人生がおくれるのです。

もしも目的がなかったり、間違っていたりしたら、苦労しても報われません。
「はしごの例え」
昇ってみたところが、あれ間違えちゃった?
ロミオがジュリエットのバルコニーと思って、やっと登ったところが
バルコニーを一つ間違えてお父さんでもでてきようもんなら、
ビックリして、バルコニーからおっちゃけて、頭をうって、ジ・エンド。
これでは悲しすぎて、小説にもならない。
目的地を間違えてはならない。
間違えば、どんなに手段をくしして、このはしごを登っても幸せにはたどりつけない。


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