スクリーンショット_2017-08-14_13.38.58

スカパラ、宮沢りえ、松たか子も出演?! 文化サーカス「東京キャラバンin熊本」

まずは、2016年10月に六本木で開催された「東京キャラバン」の映像をご覧ください。


◼︎「東京キャラバン」とは?

「東京キャラバン」は、オリンピック・パラリンピックの東京2020公認プログラムで、東京2020大会以降の文化的な基盤を創っていくを目的に、東京都が2015年から始めたプロジェクトです。

「多種多様なアーティストが出会い、"文化混流"することで、新しい表現が生まれる」というコンセプトを掲げ、それぞれのジャンルを越えたパフォーマンスを各地で展開する「文化サーカス」で、2015年に東京駒沢で始まり、これまでにリオデジャネイロ、東北(宮城・福島)、六本木で開催。

東京スカパラダイスオーケストラ(ミュージシャン)、宮沢りえ(女優)、松たか子(女優)、津村禮次郎(能楽師)など芸術文化界で活躍する著名人も参加し、観覧者は述べ25,000人以上。

※昨年の参加アーティスト


◼︎見せながら作る「東京キャラバン in 熊本」

そして、2017年の「東京キャラバン」は、東京・京都・熊本で開催されることが決定。

日程を見ると「ワークショップ」との日が設定されていますが、「東京キャラバン」では、ただ完成されたパフォーマンスを見せるだけではなく、パフォーマンスを作る過程も見ることが出来、しかも観た人の感想を聞きながら、パフォーマンスが進化させていくそう。

近頃、様々なものづくりで「作る過程を見せる」というものが増えてきたように思いますが、舞台表現のようなものが出来上がっていく過程って、あまり見る機会がないので気になります。(まだ詳細は出揃ってないようですが)


◼︎人と人が交わることに「文化」が生まれる。

気になって、過去のワークショップ情報を調べてみたら...、

「文化は交通である」という、この東京キャラバンの発想の源から、「交わる」「旅」「交通」といったモチーフで作られた、「旅団」にふさわしいものとなっております。

という一文が、2015年の記事に書かれていました。

この中で「文化は交通である」って凄い言い切りだなーと思いまして、試しに調べてみたら、「人と人が交わることに「文化」が生まれる。」という思想を、キャッチコピー化したもののようです。

「人と人が交わることに「文化」が生まれる」

これ、かなり好きな言葉だな...と、ただ個人的には、文化が生まれることではなく、ここにどんな人達がどれだけ集まるのか?ということが気になります。

舞台表現に近いものではあると思うのですが、何かの分かりやすい物語ではなく概念的なものを表現しようとしているわけで、見終わった後に「なんかよくわからなかった」となる可能性だって大いになるものだと思います。

ただ、様々なジャンルの一戦で活躍する方達が熱量を込めて創り上げた舞台表現を見る機会、それ以上に創り上げていく過程を見る機会、しかも無料で...なんて、滅多にありません。

世間では、2020年に向けた話題を見る機会は多いように思いますが、世の中はそこで終わりじゃないですし、そこから先の未来のための今回の企画、素敵だなと思います。

公式サイトを見ると、過去の写真や2017に関しての情報もいろいろ載ってますので、ご興味ある方は、ぜひ。

私は引き続き、情報を追ってみたいと思います。

==========

東京キャラバン 公式Webサイトはコチラ






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?