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起業家の思想を現実化する「加速装置」であるために。

フリーランスをやってると仕事の範囲が多岐にわたりすぎて肩書きに困る…という話しがちょくちょく出る。

今日も出た。

しっくりする肩書きを考えるのもめんどくさいなと思いつつ、何もないとそれはそれで説明がめんどくさくなりがち…というやつ。


で、複数の肩書きを用意しておいて、相手に合わせて使い分けるというのもよくある話だけど、私は、ここ半年くらい「PR」と名乗っていた。自分が時間を使ってるのも収入も、ほぼ、スタートアップのPRなので。

ただ、少しずつ、それもしっくりこなくなってきたところがある。

で、Twitterのやりとりで、思い出したのが「加速装置」って肩書き。肩書きって言っていいのかわからないけど。笑


私は、幼いの頃から自分の存在意義のようなものを探していて、小学生のときパシリにそれを見つけた。で、それに生きがいを感じてたら「それ、才能だよ」と言ってくれる人が現れて、ディレクター、アシスタントプロデューサーなんて肩書きを貰い、仕事になった。これが22-23歳くらいのとき。

で、起業家やプロデューサーの横について、いろんなプロジェクトに参加したり、イベント企画したりしてるうちに、モヤモヤと思うことが出てきた。

大きく2つ。

1つ目は、都心と地方のプロジェクトの違いを見て「地方って、もっと情報発信に力入れたがいいよな〜」とか思うけど、地方のプロジェクトはただでさえ予算がなくて、作れる人と売れる人が優先で、広める人には予算がつきづらいこと。

もう1つは、起業家やプロデューサーがプロジェクトに熱い想いを持ってるけど自分語りには限界があり、誰かが引き出して代わりに発信してあげたり、届けたい人へ届ける必要があること。


で、考えれば考えるほど、誰かがやらないといけないやつ仕事なのだけど、まわりには誰もやる人がいないので、「これは私がやらないといけないやつだ!」と謎の使命感で思ってしまい、情報発信を自分の仕事にすることにした。

で、一旦は「広報」と名乗ったのだけど、広報は「広く知らせる」ことなんですよね。

そのときイベント企画もやっていて、イベントは何かを発信するためってより「人と人を繋ぐ」みたいな意識でやってたので、それも全部まとめれる肩書きはないかなー?と改めて探したら、広報よりも上位概念にあるPRに出会ったわけですよ。

PRは、Public Relationsの略で、ざっくり言うと「社会といい関係の構築」が目的。ここ2-3年はこれを名乗ってたのかな。


で、仕事してるうちに、それって、広報的な部分だけじゃなく、カスタマーサポートとか、営業とか、採用とか、結構意識を張り巡らせること広くね?と気づきまして。もう意識的には各社の取締役くらいな視点から会社を見てる気分で、幅広く動くようになったんですよね。

まぁ、リモートなんで、オフィスで起こることはわかりませんし、slackで参加してるチャンネルは全部視界に入れとく!自分ごととして考える!みたいな。元々のパシリ気質もあるわけで、投げられたボールは全部拾う!みたいな。

で、たまに、私がやってること「これ、PRの範囲なのかな??」とか思ったりすることもあるわけですよ。笑


そんなとき、しっくりきたのが「加速装置」という肩書きで。(元ネタは、サイボーグ009。笑

パシリとして、起業家の雑務は巻き取る。まわりが巻き取れることはどんどん巻き取ることで、リミッターは外して、その人のしかやれない仕事、得意な仕事をガンガンやってもらえる環境を作り加速させる。で、PRでも加速させる。

ちなみに「装置」って、あえてモノみたいな表現を選んでるのは、人なんて価値がなければ切られるだけなのと、私が波があるタイプなので機械のような安定的な部分も持ちたいなという想いからです。

そして、起業家が頭の中に描いてる世界や思想を、一緒に現実化したい。


あと、もう、こういうのって最後は責任や覚悟をどれだけ持てるか?が大事だと思うんですよね。

ただでさえスピード感を持って仕事してかないとやられてしまう世の中で、「加速させる」ことに責任や覚悟を持つって、結構ヘビーやなと。笑

でも、それくらいやっていかないと生き残れないよなとも感じるわけです。

関わらせてもらってる組織内では引き続きPRを名乗りますが、自分のスタンスとしては「加速装置」としてやっていきます。

よろしくでっす。


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