中干し 2022年7月16日

田んぼのYouTubeを見てたら「中干し」というのが必要だそうで。
「中干しって何なん?」ってことでメモ。
ただ、実際にやったことは中干しよりもメダカを捕まえることで精一杯って話。

【参考動画1】はかせが解説「中干しをいつ始めるか」〜稲の根元の小さな茎が目印〜 南相馬サイエンスクラブ

  • 中干しは、水根から畑根に変える。

  • 中干しは田植えしてから1~1.5ヶ月後なので6月頭に田植えして、梅雨明けちょうどくらいで1週間程度中干しするのが良い。

  • 普通はだいたいGWに田植えをするが、そうするとちょうど梅雨時期に中干し時期になる。

  • 中干しのタイミングは、結局、考え方で違うっぽい。元肥、追肥のやり方でも違う。

【参考動画2】図解でわかる水管理

年間通しての水位がイメージできて素人的に理解しやすい。
  • 年間通した水位の話だった。

【参考動画3】JA佐渡水稲 中干し指導会 20200604
 これが一番わかりやすいな。

方法

  • スタート:茎数が15-16本の時にやる。
    目安は田植えから30〜35日後くらいだけど、田植えの深さが深いと分蘖しにくいとかあるので、茎の本数を実際に数えるのが良いとのこと。
    稲の大きさ的には下の写真くらいのタイミングらしい。

  • 期間:2週間程度。土に小ヒビが入る程度。やりすぎると根が切れてダメージ。

  • 地力が強い(分蘖が多い)場合、中干しは強め。
    地力が弱い(分蘖が少ない)場合、中干しは弱め。

  • フィニッシュ:5-6日間は間断潅水。田んぼに水を入れて、田面に水がなくなったらまた入れる・・を繰り返す。

  • その後:浅水の間断潅水を繰り返して発根促進。元肥を秋〜春にかけてしていない田んぼは、中干しの後に追肥しましょう。


目的

  • 無効分蘖を減らす・・・あまり茎数を増やしすぎないで適度な茎数にし、米の収量と質を適正化する。そうしないと米粒が小さくなって粒張りが薄くなる。

  • 土壌に空気を触れさせることで酸素を供給し、根をしっかりさせる。倒伏防止。

早い話が、水を抜くってことね! ってことで、中干しするぞ!

あれ? いつの間にこんなに大きく!?
高いところで89cm。
中干しするのに大きくなりすぎとかあるのかな?
まあえっか。
・・・と思ったけど、JA佐渡動画を見てみると、結構遅いっぽいな・・。
まあえっか。
稲は分蘖(ぶんけつ)しまくって流けど、それより気になるのはメダカ。
時々趣味程度にメダカの餌を撒くけど、ほとんど放置。
それでも元気ってことはボウフラが結構いるのかな。
お手製メダカトラップ。
(段ボールを切って折っただけ)
ここエリア内にメダカを追い込んでギロチン式に囲う作戦。
メダカ、入った。
メダカをとるのは、自家製メダカキャッチャー。
台所スポンジの外側についてるネットをクリーニング屋さんのハンガーでセット。
カドっちょがきちんと直角にならないので、隙間から時々逃がしてしまうシロモノ。
あと、持ち手がイマイチ。
とは言え、機能としてはバッチグー。
そうこうしているうちに、お手製メダカトラップがヨレヨレになってしまい、機能しなくなってきた。
そこでお手製メダカトラップ第2弾を制作。

倉庫に眠っていた保温シートをカットして制作。
きちんと曲がらないので、稲の間に無理矢理丸めてはめてる。

こちらの利点は水に浸かってもヨレヨレにならないこと。
欠点はギロチントラップしても、手を離すと浮いてきちゃうこと。
メダカキャッチングに夢中になっている間に2回くらい手を離して逃した。

なんとか8匹捕獲。
酸素供給のため、田んぼの中にできていた藻を一緒にバケツに入れておいた。
なんとか中干しの1週間程度を生き延びてほしい。
餌は蚊がいるので大丈夫だと思う(たぶん)。
メダカが捕獲できたので、ようやく水抜き作業。
ペットボトルをカットしたヤツで地味に汲み取り。
何度も稲に当たるので「邪魔やなコイツ」と稲に思われてそうで恐縮。
左:汲み取り前。 右:汲み取り後。
土中に水分がたっぷり含まれてるけど、ええんかなあ。
まあえっか。

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