固定電話あるある
こないだ今の子は固定電話をみたことない子もいると聞きました。固定電話電話に関するあるあるも知らないんだろうな。親が子供教育するために、無理やり最初に電話取らせるあれも消えていくんだとおもうと寂しいなあと感じている小澤です。絶対に子供に向けて電話くることないから。もし子供に向けて電話来たとしたら怪しすぎるからそれはそれで親が取れ。長々と書いたけどあるある通じないんだった。
他にも思い出される固定電話の思い出がいくつもある。
母親にめちゃくちゃ怒られ出る途中で固定電話が鳴る。あんなにブチギレてた母親がきれいに透き通った声で『もしもし〜♪』
普通に怒られてるより倍怖い。人ってこんなに瞬時に変われるんだ。聞いたところによるとあの時の声『ソ音』らしいです。接客とかで理想とされる聴き心地のいい音階。ノータイムで出せる恐ろしさよ。
あとズル休みのときになる昼前くらいの固定電話。これ親からかなのか学校からなのかで悩む。普通はリスクありすぎるので出ない。ただたまにお腹すきすぎてどうしょうもないとき親とかだったら昼すき見てご飯買って来てくれる。それを期待して出るとだいたい学校。『隆史君の担任の〇〇です。』。聞いた瞬間寝起きを装う。『パパパパ、今起きましたぁ』。結局学校にはいくことになる。
関係ないけど学校のテレビに『いいとも』一瞬でも映ると大盛り上がりするあるあるも今や通じない。
ズル休みのときにみる『いいとも』が一番おもしろい。
告白とかも固定電話でしてた。これがめちゃくちゃ緊張する。このときばかりは好きな子の家が子供に電話を取らせる家であることを祈る。一発目で親が出た時には『もぉ』くらいでガチャ切りする。ただの迷惑。『〇〇ちゃんいますか?』がなかなか言えない。運良く子供に電話を取らせる家でも、わけわかんないくらい若い妹が出たりする。話通じないので切る。ごめんね、ずっと『チャプチェ』って言ってるようにしか聞こえないの。
固定電話で告白するのが当たり前だけど難しい。
そんな中で中学校の頃固定電話で告白した男の子がいました。
まさしくん
まさしくんはなぜか小澤家の固定電話で告白を試みます。なぜだ。
みさとちゃん
意を決してその子の家に電話をかけます。緊張で手を震わせながら押し間違えないように慎重にボタンを押します。
プルルル、『はいもしもし』
案の定出たのはお母さん。
これは一時撤退か。
『みさとちゃんいますか??』
まさしくん遊びではないようです。第一関門突破。電話はみさとちゃんへと変わります
『もしもし』
普段より可愛らしく聞こえるその声はまさしくんをより緊張させます。少し他愛もない話をして、覚悟を決めた顔でまさしくんが口を開きます
『あの、ずっと言おうとしてたことがあります』
言うぞ!言うぞ!
『前から好きでした!!!』
いった!!!!こいつは男、つわものだ!!
ガチャ
切ってるんじゃねぇ!!!!!
極度の緊張から気持ちだけ言い放って電話をきるまさしくん。電話による告白は失敗に終わりました。
半年、まさしくんの家の電話がなります。
『半年間ずっと考えてました』
時間をかけて恋は実ったのです。すぐ別れたけど。
こんな話通じなくなるのかしら
それではまた明日🙆♀
おやすみなさいってらっしゃい🙇
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