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#タイムリープ実験 100日間の実験結果リポート

明晰夢やタイムリープに関するテクニックを実践いただき、皆さまから送っていただいたデータを検証する「タイムリープ実験」を、2020年3月13日から6月20日まで100日間実施しました。

実験にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました

100日間の実験結果がどうなったか?

その結果を下記にご報告します。


タイムリープ実験の概要

まず今回の実験の目的と手順をあらためて確認しておきます。


[タイムリープ実験の手順]

タイムリープ実験は次の3つのステップで行います。

[ステップ1:明晰夢トレーニング]
まず、夢の中で今夢を見ていることに気づく「明晰夢」をトレーニングします。
明晰夢を1回でも見ることがステップ1の目標です。

[ステップ2:バーチャル・タイムリープ]
ステップ1の明晰夢トレーニングで明晰夢を見られるようになったら、夢の内容を思いのままにコントロールすることにチャレンジします。
行きたい過去や未来の世界に入ることがステップ2の目標です。

[ステップ3:真のタイムリープ]
明晰夢をノンREM睡眠で見られるように試みます。
ノンREM睡眠で明晰夢を見て、行きたい過去や未来の世界に入り、その記憶を持ったまま目覚めることがステップ3の目標です。


[タイムリープ実験の目的]
●ステップ3に到達するのが参加者の皆さんの最終目標です。
●ステップ1~3までのデータを収集し、真のタイムリープの可能性を検証するのがタイムリープ実験の目的です。


100日間の実験結果

2020年3月13日から6月20日までの実験期間で、残念ながらステップ3に到達された方はいませんでした。

ステップ2で夢のコントロールに成功したのは1回だけでした。

※恥ずかしながら私が1回成功しました。そちらの夢の詳しい内容は「#タイムリープ実験 (65日目) 夢のコントロールに成功!」をご覧ください。

したがって残念ながら、タイムリープの存在に関して今回の実験期間では、実証できませんでした。

ただし明晰夢に関しては、4.6%がはじめて見ることに成功し、1度でも見た方は、その後見る確率が8.4%に向上し、ある程度の有効性が確認されました。


「タイムリープ実験」には私を含め、22名の方にご参加いただきました。

まず、明晰夢を1回でも見ることが目標ステップ1からご報告します。

昨夜の夢に関しては、4.6%の確率で、夢の中で夢を見ていることに気づく明晰夢を見ています。

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夢の鮮やかさに関しては、70.8%がカラーの夢を、そのうち9.5%がハイビジョン以上の鮮やかな夢を見ています。

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睡眠の質は、84.3%が「よく眠れた」あるいは「眠れた」と回答されています。

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リアリティテストの回数は、現実・夢の中合わせて81.7%の方が3回以上実行されています。

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次に夢をコントロールし、夢の中で過去や未来の世界へ入ることが目標ステップ2です。6名の方にチャレンジいただきました。

ステップ2の昨夜の夢に関するアンケートでは、8.4%で、ステップ1より2倍近い確率で明晰夢を見ています。
夢のコントロールの成功は0.6%(1回)です。

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夢の鮮やかさもステップ1に比べて高く、89.7%がカラーの夢を、そのうち15.6%がハイビジョン以上の鮮やかな夢を見ています。

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睡眠の質は、85.8%が「よく眠れた」あるいは「眠れた」と回答されています。

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見たい夢を思い出すきっかけとなるタイムリープ・キーは、現実・夢の中を合わて45.8%の確率で1日1回以上遭遇しています。

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明晰夢の検証結果

すべての明晰夢テクニック明晰夢との関連を調べた結果、明晰夢を見るのに効果的なテクニックは、「2度寝の際に、それまで見ていた夢を思い出す」ことや「目覚めるたびにリアリティテストすること」「タイムリープ・キートレーニング」、次いで「WILDテクニック」「MILDテクニック」です。

年齢や性別との相関は、まだまだサンプル数が少ないので断言できませんが、今回のデータだけで考えると、年齢に関しては一般的に言われている若い方が明晰夢を見やすいという傾向はなく、性別に関しては、男性の方が女性より少しだけ見る確率が高いと言えます。

明晰夢との各種相関データや、「ハイビジョン以上の鮮やかな夢を見るにはどのテクニックが効果的か?」「睡眠の質を向上させるテクニックはどれか?」など、もっと詳細な実験データ「タイムリープ実験」(有料記事)最後にまとめました。詳しいデータやグラフが見たい方はこちらを参照ください。


100日間の実験ではタイムリープを検証する最後のステップ3まで到達することはできませんでしたが、引き続き実践され、何らかの進展があればぜひ、noteのコメント欄や私のツイッターなどにご連絡いただければうれしいです。




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