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備忘録 22-10-07

子を養いて教えざるは父の過ちなり

――養子不教父之過

『古文真宝』

宋代の宰相司馬光(しばこう)が記した「勧学文(かんがくぶん)」の一説であるが、もう少し長く引用すると、「子を養いて教えざるは父の過ちなり。訓導して厳ならざるは師の惰(おこた)りなり」とある。司馬光はまじめ人間の典型のような人物であったが、 語っている内容には、大いにうなずける面もある。

戦後の日本では、「教育ママ」ということばは聞いても「教育パパ」とはあまり聞かない。子供のしつけ教育は、もっぱら母親の手にまかされ、父親はこの領域から手を引いてしまったらしいのだ。これが健全な姿であるとは、どうしても思えない。一般的に言って、父親は母親よりも広い視野をもっている。そういう立場から、もっと子供の教育に介入してもよいのではないかと思う。

後段の「厳ならざるは師の惰りなり」も、現代の通弊(つうへい)を鋭く衝いているように思われる。教師にはもっと毅然とした姿勢があってもいい。

以上、「中国古典一日一言」(守屋洋)より

あくまで、本からの引用です、私の意見ではありません(笑)
私の反省から言うと、子供の教育は、やはり両親の話し合いが必要ということ。
そして子供も一緒になって将来を考えることでしょう。

今日も一日がんばりましょう。

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