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下北沢440に行った話

ちょっと前の話になりますが、7/14に下北沢にあるライブバー、440(four forty)に行ってきました!いろいろあって夜に開催されるライブに行きづらい私、ああ、昼間に観に行けるライブは無いものか…と思っていました。そんな中、タブラ奏者、U-zhaan(以下、ユザーン)のSNSでここで昼間に開催されるライブがあることを知りました!

ちなみにこれはたまたま7/13〜15という土曜から月曜の三連休の中日だったのでさらに行きやすかった、というのもあります。だいたい前もって前売券をゲットして行くライブが多いけど、ことユザーンに関してはたまたまタイミングがあったから行った、ということが多いように思います。今回も前日に行くことを決めました。

さて、この440というお店、名前だけは聞いたことがあったけど行くのは初めて。はたしてライブバーとはいったいどんな場所?ドキドキ…と、緊張しながら現地に向かいました。チケットも取ってなかったので当日券とかいきなり入れるものなのかな…!という不安もありました。が、前売りで買った人たちが一通り入ったら割とすぐ中に入れてもらえました(けど公演によって違うのかもしれません。今回はそうだった、という話)。

とりあえず初めての場所だし、ユザーン以外のお二人も初めて観るし、お客さんもどんな人達なのかよくわからないので後ろの方からそっと様子を伺う感じで観ることにしました。それなりに広いお店ではあるけど、後ろの方からでもステージは見えないわけではありません。でも後方にあるバースタンドの上にステージを映し出すモニターがあったりして、お酒メインで楽しみたい人もここで飲みながら観ることも出来るのね、と思いました。

今回開催されたのは勝井祐二×U-zhaan×細井徳太郎という御三方によるライブ。勝井さんはバイオリン弾きなのですが、そのバイオリンはアナログのやつではなくエレキバイオリン(?)で、いろんな音がして面白かったです。ユザーンは先ほどもあげましたがタブラを演奏、細井さんは群馬県出身でギター奏者。アンコールでは歌も披露してました。ちなみになぜ出身県を知ってるかというとMCでやたら群馬の話が出てきたからです(笑)ご実家の話とか。

そして私は今回、ランチ時間にライブ観れるなんて最高じゃーん!といそいそとやって来たわけですが、勝井さんとユザーンはこのランチライブをもう100回ぐらいやっているとMCで言ってました…全然知らなかった!また、細井さんは今回お二人と初共演なんだそうで、ユザーンに初めてなのによく来たね、みたいなツッコミをされてました(笑)しかし初顔合わせのセッション、みたいな感じは全然しませんでした。いつも観てらっしゃる方は何か気づくことがあったかもしれませんが。

それにしても私はユザーンの叩くタブラの音がすごく好きなんですよね。何年か前にユザーンと蓮沼執太さんとで出したアルバムの一曲を「このタブラの音は何かにすごく似てるな…」と思って何回も聴いていて、そうだ!水の中で聞く泡の音に似てるんだ!と気付きました。プールの中に潜って息をブクブク…と出した時に聴こえる音と似てる。もしかしてそう思ってるのは私だけかもしれませんが、地上にいながら水の中にいる時の感覚と繋がることが出来るから私はユザーンのタブラの音が好きなのかもしれません。

そんなユザーンはMCも面白く(インスタとかも面白いですが)、この時もどこのお店かわからないけど、お客さんがたくさん入ると不機嫌になるオーナーがいるっていう話をしてくれて面白かったです。普通はお客さんがたくさん入る方が嬉しいんじゃないのかなあ(笑)勝井さんと細井さんの演奏も聴いてて心地良く、おしゃべりも楽しく、お二人のライブも機会があったらまた観たいな、と思いました。

ちなみにユザーンに関してはこちらのHPでライブのスケジュールがチェック出来る模様です。個人的にはアメリカ在住のサロード奏者、スティーブさんが来日して行われる公演が気になります。


ところで。440の入口にはお店の壁に本日のライブをお知らせする掲示板がありました。終演後、記念に撮っておこうと何気なく写真を撮っておきましたが、後から見直して「あっ!」と気付くことがありました。皆さんは何かお気付きでしょうか…?(心霊写真ではない)

これ、よく見ると手書きですよね…?!デジタル全盛期にあってこの素晴らしい手書き文字…!すごい!!味気ない掲示物が多い中、こういうのを見るとなんだか嬉しくなっちゃうのでした。ということで440、また是非行きたいです!


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