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田島と木暮でOriginal Love in ひとりソウルツアー2020

今日は10月31日に恵比寿はリキッドルームで開催された『田島と木暮でOriginal Love inひとりソウルツアー2020〜Keep Distance Keep Music Going』(長い!)1st stageのライブレポート。そう、この日はハロウィン。チケット買う時に「ハロウィンの日だけど、渋谷を通過するのに人が多かったりしないだろうか・・・」と一瞬不安になったのですが、その点は心配無用でした。

コロナ禍でありながらこのライブは15時からの1st stageも18時半からの2nd stageもSOLD OUT。そもそもは田島さんソロのひとりソウルショウと思ってチケットを取っていましたが、蓋をあけてみれば、先日配信ライブで開催されたオリジナル・ラブミニマムセットの観客アリバージョンの公演となりました。

今回、初めてのスマチケでの入場を控え、少し前から「私はこれで無事入場出来るのか・・・」と不安を抱えていました(小心者)。会場に到着して番号順に呼ばれるのを待ってる時もドキドキ。するとちょっとフロアがザワついたので「?」と振り返ってみるとそこには金髪頭の人が。どうやらスガシカオさんが公演を観に来たようです。ビックリ!Σ( ゚Д゚)

と、そんなことに気をとられつつもどうにかスマチケの操作も無事完了。検温・消毒を済ませ、いざ会場内へ。そこには隣の人や前後ろの人とディスタンスをとった状態で椅子が並べられていました。後ろの一段高くなってるようなところにも椅子が並べられていて、私が以前リキッドルームに来たときとはまるで違う場所のように見えました。

適当な場所に座って一息つくと音楽が耳に入ってきました。田島さんのライブは開演前に流す音楽にもめちゃこだわりありそうなんですよね。今回はカントリーっぽい感じの音楽でした("ぽい"というのは私は音楽のジャンルがよくわからないから(笑)。それを聴きながらワクワクしながら開演を待ちました。

さて、照明が落ちていよいよ開演!すると、メキシコの死者の日っぽいお面をかぶった田島さんが登場!私はここで、今回のひとりソウルツアーはお面をかぶって登場するのかな?と思ったんですけど、これはもしかしてハロウィンの特別仕様だったのかも?そのままひとりソウルのテーマ的な感じで田島さんが一人で一曲演奏した後に木暮さんが登場!木暮さんもお面をかぶって出てきました。

最初に二人で演奏したのは「THE ROVER」。お面をかぶったままでは歌えないからかすぐにお面をとった田島さん。木暮さんはかぶったままで演奏。配信ライブでもそうだったけれど、このライブでは田島さんがアコギのみ、木暮さんがエレキギターのみ、というシンプルなセット。とにかくライブが出来るのが楽しくてたまらない、といった様子の田島さん!

続く「ブロンコ」では木暮さんもお面を取り、顔を見合わせて歌ったりして二人ともとっても楽しそう!(≧∇≦)田島さんがループマシンを駆使して演奏し、木暮さんのギターとコーラスが入ると音の重なりはもう本当にバンドセットといった感じ。

と、2曲でガーッとテンション上がったところでさらに「ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ」で畳みかけてきて「やんややんや!」と盛り上がる私(いや、会場の皆が盛り上がったはず!)。この曲のベースラインって言うの?それが最高!\(^o^)/ここでは木暮さんがマイクにギターの弦を押し付けてギュイーン!って弾く離れ技を披露。木暮さんのギターすごいなあ!

曲が終わって、ここでちらっとMC。「おれらの世代はハロウィンどうやって楽しんだらいいかわからない(笑)」と田島さん。どうやら掴みでちょっと滑ったんじゃないかと気にしてたっぽい?いやいや、今はライブ観れるだけでハッピーだし、お面も良かったっす!

4曲目は「STARS」。好きな曲キターーー!!ちょっとウルッときてステージが涙で滲んで見えた私でありました。そして田島さんの歌声はやっぱすごいな!と思いました。「きみがそばにいればいいー♪」とかの歌い上げる部分は口がポカーンとしちゃうくらいすごいのです(もう、何度聴いても!)。

また、この曲ではフットストンプの振動がダイレクトに身体に響いてきました。後で床を見るとフロアは木で出来ているようで、それでこのリキッドルームは振動が伝わってきやすいのかな?と思った(違うかもしれないけど)。

この後、ファルセットが印象的な「It's a Wonderful World」、超難しいリズムの曲「フランケンシュタイン」を演奏して前半が終了。コロナ禍の現在、10分間の休憩(換気タイム)を設けてあり、公演時間は前半と後半でトータル90分という長さで設定されているのです。

後半1曲目はまず田島さんが一人で出てきて「誘惑について」を披露。青いライティングで素敵・・・!私が書いたメモには「サイコー!」「わーい!」と書いてあります(笑)続く「Hum a Tune」は私の中での今日のハイライト!と思った一曲。めっちゃくちゃカッコ良かった!!

後半3曲目は「接吻」。「接吻」はスローな始まり方のアレンジが多いんだけど、今回はテンポ速めで、ここから「グッディガール」「ゼロセット」とアップテンポな曲が続きました。木暮さんは演奏しながら左右に揺れる独特なリズムの取り方をするんですけど、それが久しぶりに見れて嬉しかった。

続いて「bless You!」。この曲以外でも二人のギター演奏はすごかったんだけど、特に圧巻でした。ここでもフットストンプの振動がズシンズシン身体に伝わってきました。多分おっきい会場ではこうはいかなくて、こういうライブハウスだからこそ、音ってやっぱり振動なんだ、という体験が出来るんじゃないのかな、と思います。

本編最後の曲は「LOVE SONG」。確か配信ライブの時もこれがラストの曲だったような?この曲でも本当に二人で演奏できるのが楽しくて嬉しくて仕方がない、といった感じでした。最後に「ソウルパワー!」と言った田島さん。そうだった、これはひとりソウルショウだったんだ!忘れてた!(笑)

アンコールは古参ファンにはおなじみの「夜をぶっとばせ」。だいたいこの曲は皆スタンディングになってわあーっとなって終了するんだけど、歓声をあげるのもダメな昨今、その盛り上がり方も控えめにしなくちゃならなくて、皆本当はもっとわちゃわちゃしたいところだろうなあ・・・と思ったのでした。

てことで高校時代からの朋友という田島さんと木暮さんのセッションは観てるこちらも楽しく、とっても素晴らしいステージだったのでありました(^^)

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