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浮世絵劇場@角川武蔵野ミュージアム

秋晴れの良い天気だったのでお出かけしてきました。自分にとっては二度目の角川武蔵野ミュージアム。360°どの角度からも観れるという映像作品「浮世絵劇場 from Paris」を体感してきました!

浮世絵なのになぜfrom Parisかというと、こちらの作品はフランスで開催された展覧会「Dreamed Japan “Images of the Floating World”」で出品された作品だから。それがバージョンアップされ日本で凱旋展示されることになったそう。映像を作ったのはダニーローズ・スタジオというところらしい。こういう映像作品を一度観てみたかったので嬉しい!

この「浮世絵劇場 from Paris」は、風景、桜、日本の妖怪たち、海、魚、花、女、扇、書、空、歌舞伎・侍、提灯…からなる十二幕で構成されていて、トータル30分。展示は入れ替え制ではなく、毎時ぴったりに開始されエンドレスで映像が流れ続けているので、入ったところから観て自分の好きなタイミングで次の会場の展示エリアへ移動するような形になっています(2時間まで滞在可)。

映像は動きながら床にも映し出されるので、足元を見ていると自分は動いてないのに動いてるような感じがして面白かったです。波打ち際に立って波を見ると潮が引く時に自分が動いてるような錯覚を受けますが、ああいう感じだと思ってもらえれば。映像の内容としては、外国人の方が日本人よりもむしろ日本らしさみたいなのを掴みやすいのかもなあ~と思ったりしましたが、その後はただただ美しい映像にうっとりしてました。動画の撮影はNGでしたが写真はオッケーだったので何枚かあげてみます。

この展示のプロデューサーさんによればこの作品を正しく見る位置はなく、どこを見ても正解の鑑賞方法なんだそう。そのことは後から知ったけど、会場にいる皆さんが結構思い思いに見ている感じだったので、私もそれに習ってあちこち移動していろんな方向から見てみたり、あるいはシャッターチャンスを伺いながら、映像に映る自分の影を面白がったりしながら…自由に作品を堪能しました。

「浮世絵劇場 from Paris」の開催期間は来年4/10まで。

さて、下の写真は番外編。角川武蔵野ミュージアムの敷地内を撮ったものですが、写真を見て何かお気づきでしょうか?

よーく見ていただくと水面の真ん中あたりに人の足が…!!Σ( ゚Д゚)これ、どうやら『犬神家の一族』を再現したオブジェらしいです(※期間限定)。こういうの遊びゴコロあって好きだなあ~(笑)

ということで、久しぶりのお出かけを満喫した秋の休日となりました。楽しかった!

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