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なぜ鬱の改善に鉄とたんぱく質が必要なのか?

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はい、今日は初めてMacintoshから書いています。余談ですね。

前回、「転機は栄養だったのかもしれない」と書きました。そういえば鬱になった時はラーメンやコンビニ弁当を食べる日々でした。しっかりと身体に必要な栄養素を気にしだしたことで身体の不調も治ってきた。

とはいえ、なんで鉄とたんぱく質が鬱の改善に良いのか?ということについては分かっていなかったんですよね。

セロトニン物質が鬱と関係があるということは有名です。

何らかのストレスを感じた時に、防御対策として身体はアドレナリンを出し体を緊張状態にしますが、そのストレスに対抗するためにドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、GABAなど脳神経伝達物質と呼ばれる物質を瞬間的に脳内で生成し、ストレスに対抗してバランスをとります。

この時に鉄やたんぱく質、ビタミンB群(葉酸、ナイアシン、VB6)などが足りないとこれらの物質は出来ません。
そのために、不安症状が続いたり、塞ぎ込みや気持ちの集中が出来なくなり、心の不調として表面化します。
「うつ」の一つのメカニズムとして脳内のセロトニンという神経伝達物質の不足が考えられています。抗うつ薬はこのセロトニンという物質を神経と神経の隙間に増やす作用のある薬です。そこでセロトニンが足りていないのであれば、セロトニンを増やせばいいのでは?という疑問が出てきます。(もちろん事はそう単純ではありませんが・・・セロトニンが不足していることがうつの要因であるとして話を進めます)
セロトニンを作るためにはトリプトファンというアミノ酸が材料として必要であり、トリプトファンをセロトニンに変換するための酵素は鉄の働きを借りなければ活性化しないのです。
女性、特に生理のある女性は毎月出血があるはずです。そうするとその分血液を作るために鉄がたくさん使われます。普段から意識して鉄をしっかり取っている方であればいいかもしれませんが、鉄をしっかり取っていなければ体に貯蓄されている鉄分はどんどんと減ってしまいます。血液の鉄は酸素を運ぶという生命維持に一番大事な役割を担っています。ですので、最優先の鉄すら足りなくなれば貧血になってしまいますが、貧血になっていないギリギリの状態で体を回していれば、もしかしたらセロトニンを作るために必要な鉄は不足してしまうかもしれません。

まとめると、セロトニンを出すためにはトリプトファンというアミノ酸が必要、アミノ酸というのはたんぱく質から作られるモノです。トリプトファンをセロトニンに変換するためには鉄分が必須!

ということです。理屈まで知っておくと、自分が好調な理由もわかるようになる(=再現できるようになったり人にオススメできるようにもなる)ので良いですね。

では、どれくらいの鉄とたんぱく質が必要なんでしょうか?

今まで身体作りをしてきた経験から言うと、たんぱく質は最低、毎日体重×1gは必要です。運動をする人は体重の二倍のグラム数を取る事が推奨されています。

鉄分はどうでしょうか。結構適当に取っていましたが、だいたい10mgほど取っていれば合格ラインのようです。5gでは足りない。卵や納豆、レバーや鰹、マグロなどに多く含まれていますが、卵だけの場合一日5個ほど必要になるそうです。食事だけで毎日必要量を充たすのは難しそうです。私は一回あたり2.5gの鉄を含むプロテインを一日2回は取るようにしたので、食事分と合わせると合格ラインに届いたようです。

上記は今まで私が試して効果を感じたものです。どれでも良いですが、鉄とたんぱく質をとにかく取りましょう!!

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