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【サウスピークEOP日本語禁止校】留学体験談(評判/TOEIC900越え対策、デメリット有)

TOIEC900点突破しました!サウスピークのおかげです!

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留学が終わった。サウスピークというフィリピンの日本語禁止校で1カ月の留学を終えた。東京の実家に帰り、日常が戻ってきた。

トータル費用は航空券、食費、授業、全て込み込みで30万円ほどでした。これ、びっくりするくらい安いんですよね。僕が大学生の頃、つまり14年前、アメリカのサンディエゴに行ったのが初海外でした。その時、三週間のホームステイ語学学校の授業料が、30万円。つまり、そこに航空券の往復約30万、現地でのランチ代(朝ごはんと晩御飯はホームステイで出た)、交際費と言う名の遊び(ディズニーランドいったりUSJ言ったり、遊びまくっていた)を入れると、約80万弱かかったんじゃないか。

はい、親の金です。その頃、父親の会社の本が売れ始め、父は僕の望むことの金銭支援を全てしてくれた。そのおかげで、やりたいこと探しをすることができた。

今回の留学は、自分のお金で、コスト計算をして、節約もした。同時に、お金を自分で出していると、真剣さが違う。成果にとにかくこだわった。

一心不乱に、キュービクルと呼ばれる個室で勉強する日々が到着から二週間、続いた。

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もう、こんなイメージです。その結果、色々と三週目を無駄にすることになるのですがw 

サウスピーク日本語学校には、TOEICの公式問題集が沢山置いてあります。


僕はこれを借りまくって、ずっと勉強していました。これ、意外とネットに乗っていないサウスピークの強みなんですよね。TOEIC公式問題集って高いし重いし、正直コスパ悪いだろうとあんまり購入しない派です。でもサウスピークでは貸し出しをしているので、どうせなら公式が出している本番に最も近い問題集をやりまくろうと。

結果、これが大当たりでした。まだTOEICの公式結果(昨日受けてきた)はわかりませんが、三週目の模試で800点近くまでいきました。半年前に受けたTOEIC、630点なので170点向上したことになります。ちなみに、模試は本番よりも難しいので、模試点数+50〜100点が相場と言われてはいます。

◾︎part1からpart4を全て音読。言いながら理解できるまで、感情を込めて、本人になりきって音読。太字が超大事なこと。サウスピークでは、この音読をやっている生徒が沢山いる。恥ずかしくない。迷惑でもない。この環境にお金を払う価値があると言っても過言ではないです。

追記)part別に書きます。上記が終わってからのお話。

part1-独特の語句が出てきます。例えば、patio(中庭)、stool(肘掛のない椅子)

上記サイト、今調べましたが、すごくその通りにまとまっています。ただ、大事なのは、自分でこの用語のイメージを固めること!グーグル検索を使います。例えば、patioとグーグルで入れて、画像をクリック。

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これがpatioです。中庭とは少し違いますね。セレブが持つ庭のコミュニケーション場所のようなイメージです。これを、公式問題集を元に、独特の単語を一つ一つググっていきます。例えば、porch,awningと聞いて、ぱっとイメージがつかないようなら、part1で一問以上落とす確率が高いです。頻出語句です。逆に言うと、公式問題集(新形式がもちろんいいです)の問題集の出てくる場所を表す単語を、全部で2〜3時間くらいかけ、グーグル検索しまくれば、part1は圧倒的に強くなります。

part2)

これは、直前のテクニックの本が極めて大切なことを言っています。


とにかく初めの三語を聞き逃さない。本当にこれだけです。

あと、少しトリッキーな返しもあるので、その傾向に慣れておく。「昼ごはんにイタリアンレストランかフレンチレストランにいかない?」→「お腹減ってんないんだよね」みたいな超絶冷たい回答が答えになることがあります。でも、他の選択肢は会話にさえなっていないので、これが正解。こういう意地悪な問題の慣れておくことが大切で、その為にはスクリプトの日本語を参考に少しトリッキーな返し事例を沢山知っておくといいです。サウスピークは、過去の公式問題集が全て借りられるので、合計5冊分くらいはやりました。

part3)

会話形式。音読が終わったら、次に質問の先読みをします。実は、リスニングセクションにありながら速読能力も問われています。これは、公式問題集を一度音源を忘れ、part3の設問部分をじっと読み続けることをお勧めします。ごく稀に、音源を聞かなくても設問の選択肢だけで物語の流れが推測できてしまうこともあります(ごく稀)。色々な意見がありますが、僕は設問の先読みは①次の問題の設問と選択肢を先読み ②音読が流れたら問題ごとにマークしていき、設問を読み上げる時間に次のリスニング問題の設問(三つ)を先読み。これを繰り返すスタイルに落ち着きました。

あと、20問ごとに区切りをつけて、深呼吸します。

集中力の課題は、以下が参考になります。


part4)

これは僕が一番苦手なpartで、小細工通用しません。愚直にpart4を音読し、解き続け、聞こえないパートを繰り返し聞くという努力を積み重ねた人だけが満点取れると思います。

どうしても聞き取れない部分、すごく簡単なのに、聞き取れない。that we’ll holdとかが聞こえない。これは、音がリンキングして消えていることもある。半分速にして、どういう風に音が消えるのか、自分が苦手な音を潰していく。

サウスピークでは、「発音できない音は聞き取れない」という第二言語習得研究から、発音矯正のクラスがあります。サウスピーク名物。僕も、このクラスでrとl、thとd、vとb、nとngの違いなどを軍隊のようにw 矯正してもらいました。

アメリカ発音なので、オーストラリアやイギリスで英語を学んだ方は相当苦労すると思いますが、アメリカ式に発音できないなら、TOEICでアメリカ英語だった時に急に聞こえなくなります。僕のスコアが低い理由の一つはそれでした。サウスピークを選んでよかったのは、授業面では「アメリカ英語の発音を学べたこと」が最強の側面です。




◾︎part5、6は別冊の答えを初めから見ながら、読書のつもりで読む。正解のにおいがわかるようになります。時間勝負なので、とにかく早く解くことが大事。瞬殺で終わらせる問題、全文を読む問題、その違いを見分ける嗅覚を公式問題集で養う。

◾︎part7は3回のステージに分けて勉強しました。

1)まずはしっかりと精読。意味がわかるまで、じっくりと味わうように全てを読む→公式問題集2冊

2)次は、情報処理能力の向上。TOEIC part7は、速読でも文法力でも語彙力でもなく、情報処理能力を測っています。ここに気がつくのに二週間かかった。日本語でも、全文をよんだりしませんよね。興味あるところをピックアップして呼んでいるはずです。その能力を養うために、設問をまず読む→文章を読むという練習をする。結果、全文を読まなくても瞬殺できるパッセージがあります。

この質問→該当箇所探しができるようになっても、まだ壁がある。とにかく量が多い。終わらない。僕はこの壁にぶつかり、速読能力へのシフトに四週間目を使いました。ここは人によって異なるので、是非自分の好きなジャンルで。

3)僕は漫画が好きで、セブ に英語の漫画喫茶があると知り、四週目に毎日通いました。

まずスラムダンクの山王戦を読み、次に幽遊白書の戸愚呂と玄海の戦いに幽助が駆けつける前後を読み、約束のネバーランドの脱出までを読み、最後にハンターハンターのハンター試験開始から終わり、キルア救出までを読みました。


英語で漫画読むってめっちゃ面白いんです!!好きな漫画の好きなシーンを、英語でなんていうのかな??諦めたらそこで試合終了ですよってどう表現されるのあかな?玄海から幽助への、強さとか何かの教えは?約束のネバーランドのママとエマ達の駆け引き考察は?ハンター試験のルール説明や突破方法は?

英語でわからない言葉があっても、推理しながら読む癖をつける。しかも楽しんで。1分1ペソなので、三時間いても400円くらい。こんなコスパのいい英語速読練習はないです!少女漫画も、ワンピースも、王道の漫画は揃っているので、絶対に好きだった漫画が見つかります。これ、個人的にすごいおススメしたい。

結果、これで英文を読むスピードがすごく早くなったんですよね。約束のネバーランド駆け引きとか、クラピカの考察とか、地味にお堅い文章も入ってくる。漫画とはいえ、かなり勉強になります。時々わからない単語で気になるのだけ、ググってました。

結果、part7は時間内になんとか終わらせることができました。


もちろん、この他にキクタン800、990とか、授業とその予習復習もこなしていました。

なので、1日あたり10時間は勉強していた。テレビもないし、留学とサウスピークの魔法にかかります。これは間違いないです。

フィリピンサウスピーク留学のサマリーを書こうと思ったのですが、意外と漫画の話で熱くなってしまいましたw

サウスピーク留学体験記のブログを読むと、やはり読み手に分かりやすく体系的に書いているブログばかり。実際、ブロガーインフルエンサー枠での留学をしている方ともお知り合いになりましたので、合わせてどうぞ。

利用方法

下記のクーポンコードをお見積もり依頼の最後の「クーポンコード」に記載してください。

⇩割引コード⇩

9OV8
上記のコードをご入力していただけますと紹介を受けた方には留学費用が5,000円割引されます。

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デメリットも欲しいですよね。僕なら、サウスピークのデメリットもめちゃめちゃ知ってから応募したいです。僕目線、三つあります。

◾︎移動が疲れた!部屋が5階なのに、エレベーター利用禁止。勉強部屋も二階。毎回、授業ごとに参考書を沢山もって階段を上がり下り。これが運動にいいとかいう意見がありますが、僕は少しきつかった。対策としては、学校から渡される買い物かごのようなボックスは使わず、自分のリュックを使うという地味な対策w

または、プレミアム寮を申し込むという選択肢もいいと思います。(料金は誤差の範囲、かつプレミアム寮なら一人一人に専門の勉強部屋がある)

◾︎日本語話したい時だってある。

僕は英会話を重視していなかったので(TOEIC目標)、日本語禁止校での英語縛りは全面賛成ではありませんでした。TOEIC600以上の人は日本語禁止校を選んで下さいと言われますが、自分が英会話を重視するのか、TOEICを重視するのか、しっかりと明確にしておくといいと思います。

TOEICが一番の目的で、英会話は伸ばさなくてもいいんだ、という方は普通に無視してプレミアム寮で日本語でも英語でもどちらもいつでも話していいスタイルの方がいいと思います。(プレミアム寮は、英語だけしか話したくない時はそれを示すバッジを身につける)

僕は基本英会話は既に出来ていたので、スピーキングを重視するなら日本語禁止校、TOEICを重視するならプレミアム校という選択をお勧めするかなぁ。プレミアム校を経験していないので、非常に難しいところです。サウスピークは普通に校舎変更もできるので、その辺はまずどちらかの校舎で決め打ちをし、見学をさせてもらうといいかもしれません。(設備面の理由で、日本語禁止校からオリジナル校に移った人がいるという話も現地で聞きました)

◾︎衛生面の問題

これは、どこの学校でもある問題ですが、非常に大切なこと。実は僕は三週目でウイルス性の風邪にかかり、2日入院、かつ三週目のクラスを他の生徒のためにもスキップしました。どこに原因があったのか、色々考えてみたところ、以下の三つが原因

1)勉強しすぎで睡眠不足

2)ルームメイトとエアコン温度感覚が違った

3)食事の前に手を洗わなかった

真剣に再発防止を考え、昼寝を取り入れ、一人部屋に変え、ハンドサニタイザーを常に持ち歩きました。特にハンドサニタイザーは重要で、フィリピンでは中級クラス以上は常に携帯しています。コンビニ、薬局、セブンイレブンで100円で購入できる。特に食べる前には必ずこのアルコールで手を消毒。ウイルスは口から入ります。これ、本気です。

是非、サウスピークさんには、生徒さんにこのハンドサニタイザーを始めのグッズに入れてあげてほしいと思っています。コストパフォーマンスを考えると、生徒さんの体調不良に取り組んでいる語学学校なんて今はないですから、一人あたり100円(大量購入すれば持って安く)で実施できます。または、せめて初めのオリエンテーションで薬局でハンドサニタイザーを買うように進めるとか。コストゼロ。僕は本当にこの対策をしなかったことを後悔しています。

デメリットでいうと、こんな感じでしょうか。もちろん、フィリピンという国なので、そもそも日本とか欧米レベルの清潔感じゃないと無理!という人はフィリピン留学自体が厳しいと思いました。

勉強ばっかりした、留学レポでした。

1)追記


この日本語禁止校の講師の先生のインタビュー、是非読んできただきたいです。プロフェッショナルとして、鳥肌が立つレベルのことを言っています。

Shun:Ezro講師自身の授業スタイルに関して教えてください。
Ezro:まずは生徒の好み、要望を考えます。サウスピークの生徒はすでに明確な目標があり、それに到達するための道筋を定めてきている方が多いので、私の授業はそれらの目標、要望に沿って行われるべきだと考えているからです。ですので、私にとっては月曜日というのは、生徒のことをよく知るために情報を集める日ですね。

これ、さらっと言っていますが、めちゃくちゃしんどいですよ。生徒は毎週かわり、月曜日には6人ほどの生徒と授業を行う。その生徒の性格や目標に合わせて授業をカスタマイズする。こんなことができる講師はそうそういません。

サウスピークか他の学校かで悩んでいるのであれば、講師の質、という点で選んでみるのもいいかもしれません。この先生だけでなく、先生のレベルは非常に高いと私も思いました。


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8月に、無料の発音レッスンがあるそうです。興味のある方は是非、無料なので試してみてはいかがでしょうか?










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